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ネガティブエネルギーと感情の分岐点

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ネガティブエネルギーには大きくふたつの種類があり、ひとつはネガティブエネルギーという、言葉そのもののイメージに近い「マイナス思考」という感情、もうひとつは、生命の危険にさらされればさらされるほど大きくなる「恐怖」という感情、これらはいずれもネガティエネルギーになりうるものです。

実際にこのふたつは、不安や焦り、悪い行動、そして現実の死の危険を引きこしたりするものです。さらに、日常「嫌な感じ」と感じるようなあらゆる事象は、ネガティブエネルギーととらえて、ほぼ間違いないと思われます。

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「怒り」や「悲しみ」はネガティブエネルギーか?

マイナス思考や恐怖がネガティブエネルギーだとすると、そのほかの感情、「怒り」や「悲しみ」は、どうなのでしょう。

まず「怒り」のほうは、怒りっぽい人に対して「瞬間湯沸かし器」といった表現をすることがあるとおり、短い時間で、爆発的に感情や行動が激変する行為であるため、何らかのエネルギーが内在していることは間違いなさそうです。

しかし、「ネガティブエネルギー」としては、実は「怒りを抑え込む」ことによって、怒ってしまうよりも増幅されるようなことが多いようです。

これは、必ずしも「怒り」や「怒りによる爆発的な行動」を推奨しているわけではありません。あくまでも「ネガティブエネルギーの種類」として考えたとき、むしろ「怒りを抑え込むエネルギー」のほうが、「負の要素が高い」、ということなのです。

 

「悲しみ」は実はポジティブ

それでは「悲しみ」のほうはどうでしょう。結論としては、こちらはむしろ「ポジティブエネルギー」である、といえそうです。

悲しみや涙は、感情を抑え込んだ後に、発生することが多いものです(もちろん、突然襲われるようなこともありますが)。感情の素直な発露、直感に基づいた行動、感情という意味で、ネガティブエネルギーではなく、ポジティブエネルギーである可能性が高いのではないでしょうか(実際、たくさん泣いた後に、実にすっきりした気分になったという経験をお持ちの方も、たくさんおられるかと思います)。

このように、ネガティブエネルギーは、「怒り」や「悲しみ」という、一見してネガティブな印象に近しい感情には宿っていないことが多く、意図的、またはもともとの性格的なところに起因する「後ろ向きな感情や行動」や、突発的ではあるものの、どちらかというと事故に近い形で本能的に感じてしまう「恐怖」という感情に、たくさん含まれているようです。

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カテゴリ: その他

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