恋愛のジンクスって当たる？当たらない？恋愛系ジンクスが多い理由

 
ジンクスの内容にはいろいろな種類が有り、あらゆる年代、国の人々が、必要な場面に応じて活用しています。その中でも非常に多く作られているのが「恋愛関連のジンクス」です。インターネットや雑誌、女子会での会話等において、占いや風水等と並んで、ジンクスが非常に大きな情報としてやりとりされています。恋愛におけるジンクスは、なぜこれほどまでに多く存在しているのでしょうか。ここでは「恋愛ジンクスが多い理由」について、考察してみます。

恋愛ジンクスと人間心理

恋愛に関するジンクスは本当にたくさん有り、さらにどんどん作られていて、全部を信じることはできないくらいに世の中に溢れています。有名どころの「サムシングブルー（＝青いものを身に付けると恋愛が成就する）」、「ブーケトス（＝結婚式で花嫁が投げるブーケを受け取ると結婚できる）」といったものから、「東京タワーの消灯をカップルで見るとしあわせになれる」、「土曜日のくしゃみは誰かに思われている証拠」等、例を挙げるといくらでもあげることができます。恋愛ジンクスと人間心理を考えてみると、相手の心を自分の方に向かせるための確固たる方法がない中で、偶然や自然の法則までも駆使して、なんとか恋愛や結婚を成就させたい、といった切実な願望が見えてきます。正月の初詣やお墓参りの風習と同様に、「努力だけではどうにもならないこと、実現に向けた確固たる方法がないことに対して、自分自身の納得感と願望実現の可能性を少しでも高くしたい」、といった心理が見えてきます。

実際の効用

「恋愛ジンクスには実際に効用があるのか」を考えてみると、結論としては「ある」のではないでしょうか。古いジンクスがそのまま長い期間残っている、語り継がれているということを考えると、裏を返せばそれは「成功例が少なからずあるからそのジンクスは消えていない」というように見ることもできます。また、「ピアスを開けると恋愛体質になる」といった恋愛ジンクスのように、自分自身の行動を変えるためのきっかけとして恋愛ジンクスを活用するような例もあり、恋愛ジンクスには、それを使う人にとってなんらかの効用はある、といえそうです。

根本解決を考える

しかし一方で、ジンクスに頼るだけでは恋愛が成就できないことも事実です。例えば「古い下着を捨てて、新しい下着を身に付けると、新しい恋の相手が現れる」といった恋愛ジンクスを考えると、下着を替えるというアクションだけでは、恋愛は成就しません。この恋愛ジンクスの場合、新しい下着を身につけることに加えて、相手と出会うために家を出て行動することをも示唆していることがわかります。恋愛ジンクスを活用すると、願望を実現する＝恋愛が成就することに対して、きっかけを与えてくれるだけではなく、その次のアクションの方針まで示してくれるものなのです。

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