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ドラゴントライアングル…日本にもあったバミューダトライアングル

偶然
 
バミューダ諸島とフロリダ、プエルトリコを結ぶバミューダトライアングルは、航空機や船舶が突如として消滅するという謎の領域として、世界的に知られているミステリーゾーンなのですが、日本にもこれと類似した領域があるとして、近年話題になっています。真偽のほどは、どのようなものなのでしょうか。

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日本近海に存在する「ドラゴントライアングル」

アメリカの語学学者で、超常現象研究家でもあるチャールズ・バーリッツ氏の著書「魔海のミステリー」によると、千葉県の野島崎と東京都特別区の小笠原諸島に、グアムをつなげた三角形の領域を、バミューダトライアングルと同じく「物が消滅する謎の領域」として、「ドラゴントライアングル」である、と主張しています。さらに広い領域を含めて「フォルモサトライアングル」と呼ぶ場合もあるそうです(フォルモサは、台湾の別名であるとのことです)。

 

科学的な裏付けは存在しない

しかし、現時点でドラゴントライアングルには、バミューダトライアングルと同じく「科学的な根拠はない」、とされています。ドラゴントライアングルの発端は、日本で1955年に起きた漁船「伸洋丸」の遭難を伝える読売新聞の記事(これ自体は「強風や悪天候による遭難」としています)が、外信で曲解され、「魔の海」や「謎の失踪」といった表現がなされたことである、とされています。ドラゴントライアングルは、バミューダトライアングルと比較すると認知度は低く、そもそも「ドラゴン」の名称が、当時の世界的な東洋のイメージに沿ったネーミングであることも、ある種の「胡散臭さ」を冗長する要因のひとつとなっています。

 

表向きの原因はすべて解明されているが…

何よりも、日本で起こっている海難事故や遭難事故については、その後の調査結果がおおむね公開されているため、「謎のまま超常現象として伝えられる」こと自体がほぼ皆無である、ということが、ドラゴントライアングルが一般に広まっていない大きな理由になっています。関連する領域でのUFO目撃報告も然りで、日本ではある程度の時期を経て、常識的な公式発表がなされ、世間的にもその発表が受け入れられやすい、事実受け入れられている、という背景もあります。しかし、超常現象研究を進めている「と学会」や、1970年頃以降超常現象を取り上げ続けているディレクターの矢追純一氏のような、研究や調査を継続しているような例もあります。数々の事件について、発表済の報告がすべての真実であるとは言い切れない部分があることも、また事実なのです。

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カテゴリ: その他

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