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日本のUFO研究の地位が向上する?国会で行われたUFO質疑とは

日本
 
国会の様子を国会中継やニュースで目にすることがあります。一般人目線からすると、「問題追求はおこなわれているものの、解決に向けていつ誰がどう動いているのかが見えにくく、今ひとつ身近に感じられない」といった印象ではないでしょうか。ところが先日、国会の場で「UFO」に関する質疑がおこなわれました。昔から国民的に関心の高いUFOについて、どういった質疑がおこなわれたのでしょうか。また、質問した議員の真意は、どこにあるのでしょうか。

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UFO質疑がNHK放送された!

この出来事は、2015年4月1日の国会で起きています。アントニオ猪木議員が、参院予算委員会で「今日は未確認飛行物体ということを」と切り出し、「UFOが日本上空で領空侵犯した情報はあるか?」との質問を、中谷元防衛相に対して大真面目におこなっています(答えは残念ながら「事実を確認していない」といったものです)。当日はエイプリルフールであったこともあり、当初はこの報道は「某スポーツ新聞の見出しのようなジョーク記事」ととられたようなのですが、質問は事実であり、当日NHKでもその様子が放送されています。国会議員のUFO関連の発言は2007年にもあり、当時の石破防衛相が記者会見で、「防衛省として取り組むことはないが、法制面の研究に個人的に取り組む」といった発言をおこなっています。

 

質問に立った議員の真意は?

今回のアントニオ猪木議員の発言は、海外メディアなどでも取り上げられ、半ばジョークのような受け取り方をされているものの、議員の発言の真意はどこにあったのでしょうか。「安倍内閣がUFOの存在を確認しているか」といった質問を、自身のUFO体験(猪木議員は「14歳のときにブラジルでUFOらしき物体を目撃した」と語っています)をもとにされている、と推測できますが、よくよく考えてみると、「未確認飛行物体」は何も宇宙人に限ったことではなく、現実に目撃情報も多数報告されている中で、国防にもかかわる大真面目な質問だった、と考えられます。

 

日本におけるUFO研究の今後

今回の「UFO質疑」の例をはじめ、超常現象にまつわる多くの話題は、科学的に立証されていないがゆえに、ジョークとして扱われることが多いのは事実です。とはいえ国会議員が大真面目に質問したように、日本においてもUFOが以前から変わらず国民的な関心を集めていることもまた事実です。まだ解明されていない領域でもあることから、これからも国会レベルで積極的な協議がなされていけば、事実関係が明らかになる日もそう遠くはないかもしれませんね。

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カテゴリ: その他

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