負けず嫌いとマイペース、ジンクスを使いこなせるのはどっち?
ジンクスを活用する理由のひとつとして、「負けず嫌いであるため」ということがあります。負けたくない対象は同僚であったり友人であったり、恋敵であったりする場合もあるのですが、中はいまいちツキのない自分自身に負けてしまうのが嫌で、「ジンクスを活用して現状を打破しよう」と考えるようなこともあります。負けず嫌いが高じてジンクスを活用すると、どのような事が起こるのでしょうか。ここでは、ジンクスと負けず嫌いの関連性について、考察していきます。
なぜ負けることが嫌なのか
そもそも人はなぜ「負けることが嫌」なのでしょうか。「負けず嫌い」の人は、そうではない人に比べて、勝敗には無頓着であるようなイメージがありますが、大抵の人は、好き好んで「何かに負ける」ことを「良し」とはしていません(中には、そういった性癖を持った人も存在していますが)。負けることの意味を考えてみると、それは「何かを失う」ことや、「なにかと比較して自分が劣っている」といった、マイナスの要素が発生する可能性があるからではないか、と考えられます。ジンクスを活用する動機と同じく、「アンハッピーなことをなるべく避けたい」というところが高じて、「負けず嫌い」に発展しているもの、と思われます。中には、「何かの事象や他人に負けるのが嫌で、それを理由に能動的なアクションを取らないでいる」といった人も見かけたりします。それほど「負けること」には、マイナス=負の要素を含んでいるものです。
マイペースでいることの効用
ここで一旦立ち止まって、「能動的なアクションを取って、なおかつ負けないでいるにはどうしたらよいか」ということを考えてみます。そうすると、「マイペースでいる」というキーワードが浮かんできます。考えてみれば、スポーツ等でジンクスを活用する際にも、「誰かに勝つために活用する」といった場合には、相手が強力な場合には特に、相手のペースに巻き込まれてしまい、思わぬ大敗を喫してしまうような場合もあります。有名な「2年目のジンクス」も然りで、2年目に成績を落とさない人というのは、仮に負けず嫌いであったとしても、人から「マイペースな人」という評価を得ている人であることが多いものです。
マイペースでいるとラッキーが舞い込む
とあるジンクスを活用する場合には、「負けず嫌い」といった激しい感情をもって臨むと、肩に力が入ってしまい、うまくいかない可能性が高まってしまいがちです。ゆったりリラックスしてマイペースで事を進めているときのほうが、「茶柱が立つ」といった思いがけないラッキージンクスを拾うことがあるものです。同様に、何かのジンクスを意識して活用する際には、負けず嫌いの心を一旦鎮めて、マイペースでことを運ぶことをお勧めします。