> >

ビジネス成功の鍵はジンクス?成果目標と標語にジンクスを応用して

ジンクス

 

ビジネスの世界でよく使われている用語に、「成果目標」というものがあります。
企業において、年功序列や定期昇給、右肩上がりの業績等、いわゆる「高度成長期」の時代には、日本においてはあまり馴染みのなかった言葉ですが、厳しい不況や、グローバルビジネスの時代の到来とともに、「成果主義」が一般的に導入され始めて、そんな中で「成果目標」といったものが掲げられるようになってきました。
成果目標をジンクスに応用することが可能なのでしょうか。

スポンサードリンク

 

 

成果目標の使われ方

一般的な成果目標の使われ方としては、大きく2つあります。
ひとつは「出来高=成果物達成度」であり、これは読んで字のごとく、「作り上げるモノの数」で、目標をたてます。
文書=ドキュメントであったり、商品であったり、システム機能であったり、成果物はさまざまですが、モノがどれくらいできるか、というところを目標として設定します。
もうひとつは「期限目標」で、モノができる時期にに対して、コミット=約束するものであり、期限達成を成果目標とするものです。

 

 

経過を検証する

これらをジンクスにあてはめてみると、とあるジンクスについて、まず活用前に「達成した時の状態をイメージして、成果物の量、または期限を目標にして、目標に対する達成度を道中で確認する=経過を検証する」という行為があてはまります。
たとえば、結婚する際の花嫁の「サムシングフォー」で考えてみると、結婚式がスタートになります。
そして、「何か新しいもの」、「何か古いもの」、「何か借りてきたもの」、「何か青いもの」を揃えて、「幸せになれるかどうか」を判定しようとします。

 
4つの要素が、しあわせ達成に対してどのように作用していくかを、ひとつひとつ見ていきます。
これは、期限を切って評価しても良いですし、一つ一つの要素に対して、しあわせにつながる結果が出ていることを検証する形でもOKです。

 

 

達成度合いを確認する

4つの要素がそれぞれ幸せを形作っていく様=経過を観察・検証しつつ、最終的に「しあわせになれたかどうか」を確認します。
人生のゴールまで考えると、老後または死ぬ時なので相当先になりますが、もっと手前で期限を切ったり、成果を確認したりすることで、「サムシングフォーの効果」を確認することができます。
このように、ジンクスに成果目標を設定して、道中で評価することで、近い未来に対する楽しみを作ることができるのです。

 
成果目標を設定する際には、自分のなりの標語を作ってみると良いかもしれません。

 

 

標語とジンクス

街を歩いていると、よく標語を見かけます。
交通安全系の「安全はひとりひとりの心がけ」や、人権系の「さりげないいったりきたりの思いやり」といった感じで、俳句のような5・7・5の言葉で作られていることが多いものです。
日常接している短い言葉という意味では、ジンクスと同じように身近に存在しています。

 

 

標語とは何か

標語の意味は、「主張、信条や行動目標、内容等をわかりやすく、短い言葉で簡潔に言いあらわした語句(英語ではスローガン、モットー)。
」といったところです。
人が何か行動を起こす際に、一度に複数の人達に「行動指針」を示したい時に、標語やスローガンが使われます。

 
シンプルな言葉を使って、同じ目標や目的を共有できる標語は、いたるところで使われています。
例えば交通安全では、標語は非常に多く活用されていて、使われていない場合と比較して、人の行動に対して、一定の効果をあげることができているのではないでしょうか。
「ちょっとだけその一杯が命取り」といった文言=標語が、車のドライバーの目に入ったような場合、「アルコールは飲まないでおこう」といった具合に、なんとなく意識してしまうものです。

 

 

ジンクスとの共通点と相違点

ジンクスは、短い言葉であるところは標語と似ています。
また、ジンクスも、人が何か行動を起こす際に意識され、一定の影響を及ぼしています。
「『なんとなく』レベルで、人の行動に影響を与えている」という意味では、非常に似通った存在であると言えそうです。
一方標語には「主義主張が入っている」のですが、ジンクスには入っていません。

 
ジンクス活用時の行動に関わる主義主張は、あくまでも活用者本人の価値観によって決定されます。
標語の方の主義主張は、法律であったり、人権であったり、環境保護であったり、人類全体で意識すべき普遍的な主義主張であることが多いものです。
こういった点で、標語とジンクスは類似点と相違点の両方を備えているものです。

 

 

アンラッキーを遠ざけるもの

両者にはっきり共通する概念として、「アンラッキーを遠ざけるものである」ということをあげることができます。
ジンクスは個人的なアンラッキーを遠ざけるために使われ、標語は人類全体や、標語をつかう集団全体のアンラッキーを避けるために活用されています。
そういった意味では、両者は「しあわせになるためのキーワード」という側面を持って活用され続けているのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.