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陽タイプ?陰タイプ?…周囲の人間関係でわかる、あなたの気質


 
陰陽五行が最も身近に、かつ顕著に現れるのは実は人間関係です。

例えばあなたがよく周囲から相談事を持ちかけられることが多ければ、あなたは今陽の状態または陽の気質が強いという風に考えてもらえれば良いでしょう。

相談とは、自分自身の内側に存在する疑問や問題を外に振り出すことによって、解決を図りますよね?
陰は無意識に正反対の気質である陽を求めます。

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また、こういった時、人は無意識に陽タイプの人を見つけようとします。
こうして目には見えずとも、また肌で感じずとも人は自分とは違う性質のエネルギーを探そうとしているのです。

また俗に姉御肌、兄貴分と呼ばれるタイプの人は元から陽の気質が強く、そのバランスを保つために陰の気質を多く集める傾向性があるようです。

 

内側にあるものを外へ拡大させようとする陰の気質

反対に陰の気質が強い人は、自分の内側にあるものを外側へと拡散または拡大していこうとする傾向があります。
例えば本来はインドア派なのに、やたらと外に誘われる、やたらと何かに引っ張られるなど、自分自身の意思では無く、より強い意思や決定に巻き込まれやすい傾向性を持っています。

また、悩みが散乱する、集中力が持続しない等の問題を抱えることもあります。

 

自分が陰の時はむしろ、行動を起こす方が良い

陽の時は、そもそも自分自身のエネルギーが外に向かっているため自分で選び、自分で決めていくため、人はあまり悩まないタイミングと言って良いでしょう。

ですが、陰の時というのは、内側から外側へと出ようとするため、外に出ていく苦しみを経験することになります。
それは体感的にやはり陽の時よりも苦しいという感覚が刺激されやすくなるため、陽の時よりも体感的インパクトが強くなりがちになります。

陰の中から外へ出ようとする事象は、硬い殻を突き破って外に出ようとするのと同じような感覚です。

そのため、一筋縄では行かず人は陰性の時に多くの悩みを同時に抱える傾向性が強くなります。

陰性に傾いている時は、小さな行動を積み重ねていくことが何よりも早い解決策になります。
行動は、硬い殻を少しずつ削っていくのと同じことです。

特に問題が山積みで、誰にも相談できない、そもそも何をどう相談したらいいかわからない、といったような八方ふさがりの状況に陥った時は、陰の穴にハマり込んでいる時です。

陰性性が強くなる時は、そもそも外へと拡大していくために殻を突き破ろうとしているため、物事がすんなりと進むことはまずありません。

 

壁の中に隠されている問題の突破口

四方八方に散在する悩み事は、壁と同じです。

大切なのは、どこを突くかの一点を決めることです。

壁は全体を満遍なく壊していては、時間がかかります。

そこをあえて一箇所に決めてしまうことで、結果的に一点が崩壊すれば、他も引きずられて崩壊していきます。

結果として他の悩み事や問題も、その一点をきっかけにして、解決していく可能性があるのです。

こんな風に、自分自身が陰が強い時か、陽が強い時かを考える知識を持っていると、陽の時の調子の良さで浮かれたまま落とし穴に急にハマり込むことが無く、陰の時にいつまでたっても出口が見えないといった悩みを抱えずに済むようになります。

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