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オーストラリア・パワースポット探訪:大地の臍エアーズロック(1)

太古の人々、その国で眠っている多くの民の祖先が大切に守ってきた自然には、どうして魅力あるものが多く存在するのでしょう。

 
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ネイティブインディアンを始め、マヤ族、ホピ族、ドゴン族、世界中にはたくさんの智慧ある民が存在し、今なお科学技術の発達している文明国に、その叡智を教えてくれています。

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科学が発達すると言うけれど、きっと彼らがすでに知っているものを確かめているだけ、そう想わずにはいられません。
世界中で今だに、その存在自体が解明されずに残っている地球のパワーはたくさんあります。

 

オーストラリアの心臓エアーズロック

1987年に世界遺産として登録された一枚岩。
その優美な尊厳たるや、陽の光に照らされて一瞬ごとに姿を変え、訪れるものを遠き古へといざなう大地の記憶、エアーズロック。
そこは、その大地を太古より守っているアボリジニの民たちが残すアートと合わせて、複合遺産になっています。

その形状は、周囲9・4㎞、高さ348m、侵食によって造られたとされる岩石は、砂岩から成っており、その砂岩に含まれる鉄分が酸化して赤みを帯びているのだそうです。
姿をして、「オーストラリアの心臓」「大地のヘソ」とも異名を持ち、一枚岩はまだ地中に残されていて、地表にあるのは全体の三分の一に過ぎないという説もあります。

 

先住民族アボリジニのアートが見られる場所

風の侵食によって出来たとされるくぼみや、その穴の中は先住民族アボリジニたちによって描かれた数奇なアートがたくさん残っています。
自然の壁をキャンパスにして描かれているアート作品の中には、人や動物の骨格や内臓が描かれた「X線描法」と呼ばれるものがあります。
科学技術の発達していなかった時代、さらにその前よりなぜこうも精巧なものを彼らが描いていたのかを考えると、自然だけでなく人類の神秘を感じずに入られません。

また、エアーズロックで唯一、水があることで有名なマギーの泉は、一年中枯れることがなく、その岩肌にはハートが刻まれています。

 

果て無き大地に独り立つ一枚岩

果てしなく見渡す限りの大地に、悠然とたたずむエアーズロック。
そこからの眺めは、すべて大地の精霊を見聞きし、風と一体化するような不思議な気持ちが現れるでしょう。

星空から降ってくるのは、天之河でしょうか、それとも宇宙に放出されたあなたという存在のエネルギーでしょうか。

ヘソと呼ばれる大地にたたずみ、その静寂を味わうとき、自分が特別な存在へと変化するような厳かな気持ちにさせられることでしょう。

オーストラリア・パワースポット探訪:大地の臍エアーズロック(2)へ続きます。)

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