恐ろしいことが的中。わたしがタロットをやらなくなった本当の理由
学生時代の体験です。
当時、私はタロットカード占いにハマっていました。理由は本当にどうでもいい事です。
その時好きだったゲームのキャラクターがタロットカードをモチーフにしたものだった事が理由です。
それで自分でもタロットカードを購入し、簡単な占いを始めたのがきっかけです。
経験を重ねて自身がついてきました
最初はカードの意味も付属の本を見ながらでないと解らなかったので自分の事を占う程度だったのですが、だんだんカードの意味が解るようになり、ごく親しい友人を占うようになりました。
その占いはある程度当たっている事もあり、だんだん自信が付いてきました。そして、他の人にも占って欲しいと言われるようになり、自分の都合が許すならその人達も占うようになりました。
Aさんの1週間を占ったときのことです
そして、ある時、一人の生徒(仮にAさんとします)にこれから一週間の運勢を占って欲しいと言われました。
クラスが違う為、話した事もなく、名前も知らなかった女子でした。
私はその人を占いを始めました。カードを裏向きに並べた瞬間、何だかいつもとは違うような感じがしました。
「何だろう?」と思いながらカードを表に返した瞬間、何というか、背中がザワザワして体がギュっと締まるような嫌な感じがしました。
結果は良くないものでした。「ちょっと手順を間違えた。もう一度やり直させて」というような事を言い、占い直したのですが、嫌な感じは消えず、結果はさっきと全く同じでした。
「ちょっとしたアクシデントがあるかもしれない、何かをする時は慎重にした方がいい」と告げ、その時は占いを終えました。
Aさんの身に起きた不幸の出来事
自宅に帰り、Aさんの運勢をもう一度占ってみましたが、結果は最悪でした。
次の日、「信号を渡ろうとしたら車に轢かれそうになった。『私』さんが占ってくれなかったら急いで渡って轢かれていたかも知れなかった」と、Aさんに言われました。
わたしには「悪い事はそんな事ではない」となんとなく解りましたが、怖くて「これからもちょくちょく気を付けて」としか言えませんでした。その次の日、Aさんの身内の方が急逝したそうです。
そして、程なくしてAさんも階段から転落し、骨折してしまいました。
それから、占いはやめてしまいました
私は怖くなり、占いを辞めてしまいました。
あの時の嫌な感じは今でも忘れられません。霊感も何もなく、ただ半分遊びにように始めた占いだったのですが、何故よりにもよってあんな最悪な結果が当たってしまったのか、もしかして私がAさんを占ったせいで彼女に不幸が訪れたのか、何も分からず、後悔でいっぱいです。
Aさんは、「身内の方はもうお歳だった、骨折も運が悪ければ最悪の結果だったかもしれない、『私』さんは悪くはないよ」と言ってくれましたが、私が占いをする事はもうありません。