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仲良し兄弟だったのに?変わっていく弟の悲しい結末

不思議な話

 

5年前の12月の事です、当時私は25歳で高校生の頃から付き合っていた彼女と無事結婚しすぐに長女も生まれ、両親にとっては初孫でしたので、ささやかにも幸せに包まれた生活を送っていました。

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弟とわたしはバイクが好きです

私は3兄弟で年子で全員男。
それはそれは両親は大変だったと聞いておりました。
自分もそうですが弟達も仕事に慣れてきて、兄弟というよりも一大人の男同士の付き合いをし始めた頃でした。
とくに、次男と仲が良く、次男も小さい頃から私の真似ばっかりしていて、趣味や仕事も私と同じような事ばっかりやっていた事もありなおのこと気があったんだと思います。
ま、小さい頃は専ら喧嘩ばかりでしたけどね。

 
私も弟もバイクが大好きで、よく二人でバイクの話で盛り上がってました。
結婚を期に私は一旦バイクを降りる事を決めたんですが、そんな時です、弟の行動に少し疑問を抱き始めたのは。

 

 

突然身辺整理を始めた弟

弟はエアガンも好きだしラジコンも好きで彼女はいたものの実家暮らしのため趣味に没頭していたようなんですが、突然、身の回りの物を自分の近しい人に譲り始めたんです。
そこそこ高価なものであんなに大事にしていた物を。

 
はじめは金に余裕があるんだなーとか思っていたんですが、ある日電話がかかってきて「前兄貴が言ってたマフラー買ったからさー!今度バイク屋に届いたら付けて遊びにいくわ!」と。

 
当時、弟の乗っていた単車に社外のマフラーがでておらず特注でつくった為だいぶ高価だったんではないかと思います。
その数日後の夜9時頃、例のマフラーができたから明日一緒にバイク屋いかね!?ちょうどその日妻子は実家に帰っていてアパートには私一人、その事を弟は知っていたので今晩うちに止まって明日の朝単車で一緒にショップにいかないか?との事でした。

 
ですが、実は私はインフルエンザの病み上がりで体調は悪くなかったのですが弟に移してはいけないと大事をとり翌朝うちに来るように伝えました。

 

 

その日の夜、悲しい出来事がおこりました

その日の夜中、ふと目を覚まして眠れなくなりテレビをつけたら「東京大震災」というアニメが放送されていました。
知ってる人も多いと思いますが、ざっくりいうと震災で弟がなくなってしまういう結果です。
私はそれを見ながら自分におきかえてしまいボロボロ泣いてしまいました。

 
いつの間にか寝てしまっていたんですが、携帯の着信で起きました。
親からでした。
弟が単車で事故って病院に運ばれたと。

 
病院はうちから車で2分のとこだったのでなにか胸騒ぎがしてぶっとんで行きました。
親は大した事ないと思ったのかあとからゆっくりきました。

 
その4時間後、弟は息を引き取りました。

 
その日弟の彼女から聞いたのですが、実は数ヶ月ギクシャクしていて会って居なかった事、私の家に泊まりに来るっていって来れなかったまさにその日、つまり事故の前日会社帰りに寄ったコンビニで偶然彼女に会っていろいろ話をした事。

 

 

私の知らないところでも不思議なことは起こっていました

そして、親から聞きました、亡くなる数ヶ月前に生命保険に入り、さらに貯金していたお金を通帳ごと両親に渡して、これで二人で世界旅行にでもいってこいっていってた事。
虫の知らせって本当にあるのかもしれません。
全て、事実です。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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