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何もかもお見通しだった母との心霊体験。亡くなった後も不思議なことが!

不思議体験

 

今から30年以上前の話になります。
母が肝臓の病気で、50代の前半で他界しました。母は生前霊感を持っていたようで、家の中をウロウロする何かをよく見たり、有名人の方がお亡くなりになる前に、その人を夢で見たり、話を聞いて驚かされた事がたくさんあります。
他界する直前は、どうやら幽体離脱などもしていたようで、私が家でやっていた事を、次の日に病院に見舞いに行った時に言い当てられたりしました。

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予想通り不思議な出来事がおこりました

そんな母が他界して、やはり不思議な事がいくつか起きました。まず、通夜の時の話ですが、自宅でおこなったのですが、母が寝かされている仏壇の部屋から親戚が集まって話をしている部屋が少し離れていて、それでも線香を絶やす訳にはいかないので、私が定期的に仏壇に行って線香を焚いていました。

 
夜中、親戚の雑談が、母の幼い頃の話になり、かなり盛り上がった時に、急に強い線香の匂いが部屋に漂って来ました。びっくりしてドアの入り口の方を見ると、煙が線のように部屋に流れてきています。
確かめてみると、それは離れた仏壇から、一直線にこちらまで流れてきていたのです。勿論部屋の中には風など吹いていませんし、煙が線になって流れてくること自体が不思議でした。

 

何もない部屋から鈴の音が

そして、次に不思議な事が起こったのは、初七日を過ぎたあたりの頃でした。
朝方、部屋で寝ていると、チリンチリンという風鈴に似た音が聞こえたのです。私はてっきり風鈴かと思い、でも季節的に春前だったので変だなと思って横になっていたのですが、音があまりにも気になって、窓開けて外を眺めてみました。
確かにそちらの方から音が聞こえるなと思ったので、顔を窓の外に出して確かめたのですが、特に何もありません。
と、そこで気付いたのですが、どうやら音は、部屋の中でするみたいなのです。顔を窓から引っ込めて今度は部屋の中を見回すと、そこには何もなく、それでも音はしばらく続き、やがて鳴り止みました。

 

親しい女性の夢でも挨拶をしたようです

それから四十九日が済んだ頃、一本の電話がかかって来ました。それは、母の幼なじみで、地方にお嫁さんに行ってしまった方からで、お互い連絡先は知っていたのでしょうが、しばらく音沙汰が無い方でした。
電話口で母が他界した事を告げると、その方は急に言葉を詰まらせて、前の晩の夢の話をしてくれました。
それによると、夢に母が出て来て、急に旅に出ることになって、かなり悩んだけど、ようやく心の整理が付いたので出掛けると行って、笑顔で玄関を出て行ったそうです。

 
こんな不思議な事がありました。心霊体験といえばそうなのでしょうが、やはり身内に起こった出来事だと、全く怖さを感じません。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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