神社から飛び出してきたしゃべるキツネが教えてくれた危機。命を救われたかも
何年も生きていればそれ何り色々体験することも多いですが、その中でも私の中での不思議な体験があります。
あれは、20の時だったと思います。
最近いい感じに付が回ってきている、そんな実感ができていた時期でした。
実際仕事も恋愛も様々なことが充実していた時期で、自分の中では絶好調の時期でした。
電車で眠ってしまいました
そんなある日、仕事から帰っていると電車のなかで強烈な眠気に襲われて、耐えられず寝てしまったのです。
幸い、私の最寄駅はいつも終点に設定されることの多い駅なので、おり過ごす心配はほとんどないのです。
強烈な眠気に負けて電車に乗って、気が付いたと気にはいつもの駅に着いていたので慌てて飛び降りたのですが、いつも居る駅員さんが居ないのです。
不思議に思いながら改札をでて見渡すと、いつもなら列を並べて待っているはずのタクシーすら一台もない状態。
変だと思いながら、時計を確認してみるとまだ11時にもなっていない時間。
パニックになる頭を少し冷静にしようと、携帯を見てみると、なぜか圏外で不安が一気に押し寄せてきました。
そこの駅は確かに山に挟まれてはいますが、日常的に利用していて圏外になったことなんてなかったからです。
しかも、周りには誰一人いなくて、静かすぎて耳鳴りがしそうなほどでした。
自宅までの道を歩き始めたのですが…
それでも、駅に着いたのだから自宅に帰るのに歩くのですが、いつもの帰り道より遠く感じます。
いつもより怖く感じるのです。
最寄駅で一人なんて変だし、タクシーも誰にも会わないのも変なんです。
それでも帰り道をかえっていると、帰り道にある古い稲荷神社が目につきました。
それは何時も出勤時に見る稲荷神社ですが、私が子供の時から地元にずっとある神社です。
普段帰り道にこの神社があるルートを通らないのに、その日だけはなぜかそっちの道に足が進んでいました。
あまり気にすると何か出てきそうなので、素通りして急ぎ足でかけていくと、道のわきから白い綺麗な何かが飛び出してきてビックリして思わずコケテしまいました。
しゃべる狐?
道路脇から飛び出してきた何かは白いキツネでした。
キツネが言います。
「危ないよ・危ないよ・明日は危険だから気を付けて」
そんな不思議なことを言われてまた、急激な眠気に襲われ気が付くと駅の電車の中にいました。
今度は、駅員さんもタクシー乗り場の列も、帰宅途中の人たちもちゃんといます。
夢なのかと思ってその日は帰りました。
翌日は台風の影響で大雨でしたが仕事だったので通常通り出勤の準備をしていると、急にキツネの夢をが気になりいつもと違うルートで仕事に向かいました。
会社についたごろ親から連絡があり、話を聞いた所いつもの通勤ルートで土砂崩れがあったそうです。