夢が気づかせてくれた自分の行動。恐ろしい夢が続いた理由とは?
今思い出しても、かなり不思議な体験だったのですが、何年か前に、夢の中に必ず虫(それも害虫)が出てきましたので、とても悩んでいました。
夢は突然始まりました
ある日突然、そのような夢を頻繁に見るようになりましたので、そのうち眠ることがとても苦痛になってしまいました。
どうしてそのような夢を見るようになったのかもわからず、何をしたらいいのか対策も見つけることができずに、その苦痛な夢を見ることを、しばらく耐えている日々が続きました。
大きな大きな蜘蛛
ある時、夜に眠りに就いてすぐ、私の夢の中にとても大きな蜘蛛が出てきました。場所は私の部屋の中で、壁の半分くらいを占めるほどの大きな蜘蛛でしたので、とても驚いてそのまま朝を迎えました。
朝起きても、もちろん昨晩夢で見た大きな蜘蛛は覚えており、その衝撃でとてもビックリしていました。
虫の夢を見ることが続いて、それもどんどん内容がエスカレートしていきましたので、何かの警鐘かなとも感じました。
虫が苦手な性格です
その時に、ふと、「そういえば、家の中に出現した虫を、私はことごとく殺生してしまっているな」と思い付きました。私は、ほんとうに虫が苦手で、それが自分に害を及ぼすかどうかに関わらず、見つけたらすぐに殺生してしまっていました。
もしかすると、虫を殺してしまっているのが関係しているのかなと思い、その大きな蜘蛛を見てからは、できるだけ虫を見てもそのままにしておくようにしました。とても気になりましたが、あの恐い夢を見るくらいなら我慢できるくらいでしたので、虫をできるだけ殺さないようにしておりました。
あっさりと終わった虫の夢
すると不思議なことに、しばらくの間ずっと見続けていた虫の夢を、ピタッと見なくなったのです。本当に不思議なくらいに見なくなり、以前のように、安心して眠りに就くことができるようになりました。
夢に頻繁に出てきた虫が私に伝えたかったことは、虫にも私達と同じ命があるということだったのかもしれません。
それからしばらく経った今も、虫を見つけても殺さずに、そのまま放置するか、生きたまま外に逃がしてあげるようにしています。
初めは、恐い夢を見たくない一心で、虫がいても殺さないようにしていましたが、今は、虫を見てもあまり気持ち悪いと思わなくなり、恐怖心ではなく、同じ生き物同士ということで、外などに逃がしてあげています。
あの夢に出てきた大きな蜘蛛は、本当に映画の中に出てくるような大きな蜘蛛でしたので、信じてもらえることもないとも思え、人には言えずにいますが、本当に不思議な体験をしました。