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虫の知らせは存在する。人の生命が終わるときに起こったふたつの出来事

不思議体験

 

私は特に霊感が強い訳ではなく虫の知らせ等は特に信じないほうです。
そんな私ですが過去に2回だけ、不思議な経験をした記憶があります。
その経験の2回とも人の死を知らせる内容になります。

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従兄弟の生命に

一回目は、私の従妹の生命に関することです。
その従妹とは頻繁に会うわけでありませんが、私が小さい時から親戚の行事、葬儀等の時にあったりたまに私の家の隣の伯父さんの家に用事で来ていた時にたまたまあった際に会話する位の関係でした。
いつも「○○兄ちゃん」って気軽に声を掛けてくれて、他愛無い会話をしていました。
ほんとに気さくで良い娘でした。

 
そんな従妹がある時、自宅で深夜睡眠薬をのみ自分で命を絶ちました。
その当時、私は結婚していてアパートに住んでいました。
たまに、従妹と携帯のメールで話をしたりしていて亡くなる一週間か2週間程前に会話をしていました。
従妹が亡くなった日は仕事で遅く家に帰宅してお風呂に入って湯船でうとうとしていました。
その時誰かに呼ばれた気がして、すぐに従妹の事を思い出していました。

 

ふと思い浮かぶ従妹の顔

自分でも分かりませんが、従妹は元気にしているかな?ってなぜか思っていました。
その時、時間も遅かったので連絡するのも迷惑だよなって思ってメールしませんでした。
後話で聞くと不思議な事に亡くなった日時のタイミングは私がお風呂でうとうとしていた時間帯でした。
その話を聞いた時、もしかしたら命を絶つ時私に助けを求めていてくれていたのかなって感じました。
今でもたまにあの時私が時間を気にせずに連絡とっていたら命を絶つ事を止める事が出来なかっただろうか?
と思うときがあります。

 

闘病していた父

不思議な体験の2回目は父が亡くなったときでした。
私の父は、肝臓癌で闘病していました。
亡くなる2週間位前から、徐々に容体が悪くなりとても辛そうでした。
私の母は、数か月間病院に泊まり込み父の付き添いをして看病していました。
1週間前までは容体はあまり良くなかったのですが、意識はしっかりしていて
私が仕事帰りや休みの日に会いに行くと、私のお腹すいていないか心配ばかりしていて母に売店でなにか買ってくるように指示してました。
そんな父が亡くなる3日前からいきなり容体が悪化していきました。

 
その頃から病院側から呼び出され容体についての説明、治療の方針を相談していきました。家族は最後まで父が治って復活してくれると信じていました。
亡くなる前の日は母から連絡があり父がとても辛そうで一人で見ているのが不安で辛いと初めて母から相談され病院に一日付き添っていましした。
闘病中も家族に弱いところを絶対見せなかった父からは想像出来ない位の容体の変化でした。その日は、夜の9時位まで病室にいたのですが。
容体の変化が無く、今すぐ亡くなる状態ではないと皆思っていましたので。

 

私はその日、自宅に一時帰り床につきました

すると、睡眠をとっていると深夜2時くらいにサギが一声だけ、大きくな声で鳴きあたりに響きわたりました。
それまで、深夜にサギが鳴くのを聞いたことが無く、その瞬間頭の中がすごくクリアーな状態になり、同時に胸騒ぎを覚えすぐに目が覚めました。
その瞬間、病院に泊まり込みの母から父の容体の変化の連絡があり危篤だと告げられました。

 
急いで病室に向かいました。
1時間後、母と、姉夫婦と私で父の最後を看取りました。
父は母を一心に見つめて瞼の端に涙を浮かべた姿を最後に息を引き取りました。
父は言葉には出さなかったものの母のことをとても大事に思っていたので最後の姿は印象的でした。今思い出しても父らしい最後の姿だったと思います。

 
父は生前、鳥、花をこよなく愛していた人でした。
最後を知らせたサギの鳴き声は、そんな父からのメッセージだったのではないのかと今でも思っています。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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