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当然のように当てた福引の特賞。それから数年間続いたわたしの福引運!

不思議な体験談

 

私が幼少の頃、毎年近所で行われていた福引会によく行きました。
両親と一緒に手を繋ぎ、福引券を何枚か持って福引会場に向かいました。
大手百貨店の中での福引会だったので商品もそこそこでした。

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その日は本当に当たる予感がしました

毎年行われる福引会にくる人は非常に多く、商品も次々と無くなっていきました。福引会は1年に1度で、それが3日間続きます。そうすると3日目になるといい物も段々減ってくるのは自然でした。
ところがある日、私の中でフッと何か感じる事が起きました。

 
今回せば、何か大きな物が当たりそう。子供ながらになぜか確信しました。
自分でもなぜこんなに確信できるのか分かりませんでしたが、大きな物が当たるとしか思えませんでした。
両親と一緒に列を待っている間、他のお客さんがずっとハズレを出していました。
それもそのはずで、最終日でした。ハズレと言っても何ももらえない訳ではないのですが、ティッシュや50円玉1枚などそんな感じの物でした。

 

 

「これが出るよ」

両親も、半ば諦めた感じで私が楽しめればそれでイイヤぐらいの事だったと思います。私は、福引を回す寸前に両親に言いました。
これが出るよ と指差しました。
私が指差したのは特賞でした。

 
母親はそれを見てニッコリと笑い、あれ当たったら凄いでと話を合わせてくれました。福引はガラガラと回すタイプのものでした。

 
私の出番が来ると、いつもならそのまま回すのですがこの時はなぜか一度半回転させ、そこからぐるりと回しました。
福引会を開いてる人たちは、珍しそうにその様子を見ていました。
すると1回目から金色の玉がポトリ。
そうです、特賞が当たりました。特賞は30万円分の旅行券でした。

 

 

当然のように立て続けに当たった景品

両親と店員さんはびっくりしていました。小さな鐘でカランカランと周辺を響かせました。私の後ろに並んでいた人は少し落ち込んでしまったようでしたが。
その後2回目、金賞の現金8万円封筒3回目2等賞の液晶テレビ4回目、5回目はさすがにハズレましたがなんと5回のうち3回が大当たりだったのです。
両親も店員も他のお客さんも、唖然としていました。

 
店員さんもなんだか苦笑いになっていたように思えました。
列に並んでたお客さんからついには拍手を貰いました。
父親は普段あまり私を褒めないのですが、さすがにこの時ばかりは満面の笑みで私を褒めてくれました。

 
当たった旅行券はいとこも一緒に誘って北海道に旅行に行き現金で外食をし、液晶テレビは両親の知り合いに売りました。

 

 

まだ終わっていなかった幸運

しかし私の運はまだ続いていました。
そこから3年間、毎年2等以上が必ず出たのです。
それが原因だったのか、5年目から福引会の商品が格下げされました。

 
不思議と当たる感じが分からなくなり、それ以降は当たっても5等からでした。ただ不思議とその感覚が今でもたびたび有り、小さな運試し物なら
分かる時があります。いまだにそれがなんなのか、分かりませんが良いことの前兆なのであれば、この先も楽しく人生を過ごせたらいいなと思いました。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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