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直観力がズバ抜けて高かったわたし。この能力で救われた体験談

不思議体験

 

私の不思議な体験。
あれは小学校のころでした。私にはなにか直観力といいますか、なんとなくですが言い当てられる確率が高かったのです。

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たとえばトランプ!

たとえばトランプのカード。五枚あって、そのうち黒が四枚、赤が一枚としておきます。そのカードをシャッフルして、見事赤だけをあてる、という技が100パーセントの確立でできていました。
できた、といっても、ほんの半月ばかりでした。この半月間は、本当に勘が鋭くさえていたのを覚えています。
トランプ当てもなんのトリックもありません。ただ、手を当てて目をつぶると、なんとなく光ったような気がしたのを指さすと、それが赤色のトランプだった、というだけ。それでも100パーセントの確立で当てられていたので、友達からはゴットマザーなんてあだ名もつけられていました。

 

不吉に感じた黒

そんなある日の学校帰りの道です。友達と別れて家路に急いでいた私は、その日に限って通学路ではない近道を選びました。早く帰りたい思いがあったのか、なぜその道を選んだのかはわかりません。
ですが、その道は薄暗く、隣が閉鎖されたゴルフ場ということもあって人の気配がまったくなく、際は木で生い茂っていました。
カラスのなく細い薄暗いみちを歩いていると、なぜか正面が真っ黒に見えたのです。

 
おかしい。道があるし、横は木々が生い茂って見えるのに、なぜか正面だけが真っ黒になっているのです。ブラックホールとまではいいませんが、とにかく黒いもやのようなもので覆われていたのです。
トランプなど、たいていあたりを弾くときは白く光っていたので、この黒はとても不吉に感じました。

 

3日後のニュースで

直感を信じ、私は来た道を引き返し、ちゃんとした通学路に戻って家路へとはしりました。 もちろん帰ってくる時間はおそくなり、母親に叱られましたが、当時はなにやらひどい胸騒ぎを感じていたのを覚えています。
三日後、とあるニュースを耳にすることに。
なんと、その日にその雑木林で首を吊った男性が発見されたのだそうです。そして、遺書には恐ろしいことに、道ずれを探そうと思ったが、みつからず寂しく世を去ります、という内容が記載されていたので、近隣世帯や近くを通学路としている保護者の間では騒然となっていたようです。

 
今となっては嘘か本当かわかりません。第一、遺書を他人が見ることができたのかどうか。噂が噂をよんだだけかもしれません。
ですが、私はそのとき恐ろしい直感を感じていたのは事実。もし、そのまま道を進んでいれば・・・。
直観力は消えてしまいましたが、私はその能力で命拾いをしたと今でも感謝をしています。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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