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亡くなった父が見守ってくれている。助けられたと感じた3つの体験談

不思議な体験談

 

これまでに、何度か命拾いをしたことがあります。
それは、とっても不思議な感覚で、なんとか運よく助かった、という感覚よりも、「あ、今助けてもらった」と、はっきりわかることです。

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もう少しで地下鉄サリン事件に巻き込まれるところでした

一度目は、高校生の頃のこと。
東京都内に住んでいる私は、地下鉄を使い、都内の高校に通学をしていました。
その日は、春休みで、部活のために学校に向かっていました。

 
自宅から20分の駅につき、いつもの電車に乗ろうとしましたが、ふいに、忘れ物に気づきました。いつもなら、遅刻するよりはと思い、取りに戻ることはないのですが、なぜかその日に限って、忘れ物をとりに自宅に戻りました。
そして、何の気なしに、自宅でテレビをつけたら、いわゆる地下鉄サリン事件が起き、大騒ぎ。それは、私が乗るはずの電車でした。

 

 

誰かに助けられたような感覚

2度目は、ハタチの頃。
免許を取り立ての私は、練習もかねて、自宅周辺で、くるくるとクルマを運転していました。
どこへ行くわけでもなく、ただの練習です。
1人で乗っていたのですが、左折をして幹線道路に出るときに、きちんと左右を確認して左折をしかけた瞬間、何か自分じゃないチカラでハッとブレーキをかけました。
パパーっと、大きなクラクションの音。

 
もしそのブレーキをかけていなければ、完全に事故を起こしていたと思います。
そのときは、はっきりと、「今、とめてくれた」「私じゃない何かがブレーキをかけた」「あったかい光を感じた」と、自分の力じゃない不思議な何かに助けられたような感覚がありました。

 

 

スキー場で起こった奇跡

3度目は、大学生の頃。スノーボード旅行に、友人3人と出かけたときのことでした。
夜出発して、仮眠をとって、1泊だけして帰るという、まさに貧乏弾丸旅行。
私は、スノーボード初心者だった友人と2人で、転びながらなんとか滑れるようになるまで練習しました。
疲れたけれど、とっても楽しく、だんだんと上手に滑れるようになったのですが、友人が、ひとつ上のコースに行くことに。

 
私はまだ自信がなかったので、もう一度、初心者コースで滑ったあとに、リフトをひとつ上にのぼろうという話になりました。
朝から天気が良く、直前まで少しとけた状態の雪だったのに、なぜか急に曇ったことを覚えています。急に冷えたことで、カチカチになって滑る雪。
初心者の私は、恥ずかしいけれど、盛大に転んでしまいました。

 
しかしそのときも、転ぶ瞬間、カラダが一瞬フワっと。手をついてしまい、手首の骨を骨折してしまいました。
友人がいうには、頭から転びそうな、キケンな体勢だったのが、手首の骨折だけで済んだのは、軌跡みたいだ、と。
確かに、その瞬間も、なぜか助けられた、という感覚がありました。

 

 

父が助けてくれたのだと思います

そのときに、これまでの3回の命拾いが、すべて誰のおかげかわかりました。
中学生の頃に亡くなった、父の匂い。
これは、たぶん、ではなく、確実に父だとわかりました。
そして、なぜか、これが最後だ、と父に言われた感覚もありました。

 
そしてその日以来、あの不思議な感覚はないので、やはり父に命を救われたのだと思っています。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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