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手相と宇宙。手の中の9つの丘には、宇宙とつながる9つのエネルギーがある

手相

 

手相といえば、生命線や感情線といった「線」をまず思い浮かべますね。
しかし、手相は線ばかりではありません。手の中には線のほかに火星環、太陽環といった「環」や、月丘、金星丘といった「丘」があります。

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掌丘(しょうきゅう)とは?

手のひらは人間の身体のなかでは、それほど大きな面積を占める部位ではありませんが、そこにはとても複雑で表情あふれる立体的な起伏があるのです。例えば線と環が手のひらに刻まれた川だとすると、ふくらんだ部分は丘になります。
この丘のことを手相では「掌丘(しょうきゅう)」と呼んでいて、手のひらには全部で9つの掌丘と1つの平原があるのです。

 

 

人間の手のひらは、宇宙とつながっている!?

手相の起源は古代インドとされていますが、この古代インド手相学の頃から人間の運命は月や星などの天体が司り、その天体が手のひらに宿っているとされていました。
また西洋手相術でも、人の身体は天体の配置(マクロコスモス)と結びついた小宇宙(ミクロコスモス)であり、手のひらにその小宇宙が表されていると考えられています。

 
ですから、人間の手のひらはまさに宇宙とつながっていて、その人の運命を司る天体が表されているということなのです。そして9つの掌丘はそれぞれが、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、冥王星という8つの星と対応しています。ちなみに、火星は第1と第2の2つの丘があるので9つの丘と8つの星というわけです。

 

 

9つの丘には9種類の宇宙のエネルギーが蓄えられている!?

それではこの9つの丘は、どういった意味を持って手のひらにあるのでしょうか。
実は、この掌丘は宇宙のエネルギーを蓄えている場所である、ということなのだそうです。
人間ひとりひとりは、他のあらゆるものと同じように宇宙を構成する一部であり、私たちは宇宙のエネルギーの影響を受けて人生を送って行く。そして手のひらは宇宙とつながる場所であり、指先が宇宙と交感するアンテナとなり、掌丘はそこから得られた宇宙のエネルギーを蓄える貯蔵庫の役割があるのです。

 
9つの丘は、それぞれ異なる天体と対応し、9種類の異なるエネルギーが蓄えられているということになります。手相では9つの掌丘の状態を観ることによって、その人を宇宙のどのエネルギーが司っているのか。どのエネルギーが強く、またどのエネルギーが弱いのかを知ることができるというわけです。

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