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小アルカナの占い方 ワンドスート全体の読み取りとワンド10が持つ個性

タロット占い

ワンドのカードは一言で言うと「欲求」です。
こうなりたいという欲求を元にして、目的とゴールを定め、行動を起こしていくモチベーションとなります。
ワンドは主に木で出来た棒や杖で描かれる事が多いのですが、これは、あるきっかけ(物質的にしろ非物質的にしろ)を燃焼させてエネルギーを起こし、行動や成果へと結びつけていくという部分が表されています。

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ワンドカード全体の読み取りのコツ

ワンドのカードは他のカードと少し毛色に違いがあり、読むのにも少しコツが入ります。
まず、ワンドのカードには「効率性」というものは無いと言うことと、どちらかと言えば苦労を買ってでもする。と言った精神的苦労と、達成感が主なテーマであるという事。
もう一つは、集団性よりも、本来は複数人でやるものを全部一人でやりたがるという事です。

 
その際たるものといえるのがワンドの10で、立ち上げたばかりの会社の社長をイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。
金は無いが夢はある。
そして、その夢をエネルギー源にして、一人で何役もこなし、どんな苦労もいとわず突き進んで行くような状況です。

 

 

ワンド10 正位置

ワンドの正位置は、夢という欲求があらゆる方面に広がっているので、燃焼させるエネルギーが豊富に存在しています。
エネルギー源が豊富なので、ワンドの10はどんな困難も根性で乗り切れるガッツがある状態、または、理論や効率性よりも今は根性論。
と言った場合によく出てきます。

 
それは負担を抱え込む事にもなるでしょうし、責任感や使命感も刺激されやすく、何でも自分のせいだと思い込む可能性も高くなるでしょう。
その責任感が組織の中ではボス的な立場にさせる場合もあります。
また点在するエネルギーを同時に統率していく必要がある場合にもよく出てきます。

 

 

ワンド10 逆位置

逆位置のワンドが出てきた場合、過剰な責任感や自分の身の丈にあっていない使命感や苦労をしていないかどうかを警告しています。
つまり、このまま行けば確実に潰れるよ。という危機を知らせる時に出てくるという事です。

 
エネルギーに満ち、根性で進んでいく時、人は今の現状を見ようとはせず、力技で進んでいこうとする場合があります。
当然、そこには無理が生じます。
計画性や効率性がもともと無いため、常に目の前に積み上げられた問題の処理に翻弄され、本当の欲求や、自分が今何をすべきかを見失っている状態になっている可能性があります。

 
特に、ワンドの10の逆位置をひとり占いで引いた時は、それ以上自分で考えるのは止めましょう。
ネットを介してでも何でもいいので、今の問題を誰か他の人に対して、相談する事です。
そして、出来る限り自分自身を問題のど真ん中から引き離し、現状をしっかりと見つめる時間を持つ事が大事になります。

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