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タロット占いステップアップ:ソード8は正位置でもネガティブな暗示かも

タロット占い

 

8番の段階では9番で出た疑問を元にして、情報を集めたり、実行したりする事で結果を求めていく場面になります。
ですが、まだまだ個としてのエネルギーは小さく、大きな影響力は持ちません。
ソードの8番は、これまで積み重ねてきた知識と経験を元にした価値観が明白になる場面です。

 

 

ソード8の正位置

例えば「この人どんな人?」という質問でソードの8番を引いたのであれば、ある程度価値観が完成された人であり、判断基準を持っている人という人物像を告げています。
ソードの8が正位置で出てきた時は、ある程度完成された価値観と判断基準にもとづいていい意味での制御力を持つという意味合いになります。

 
ですが、これは成長をテーマとするタロットカードにおいてはメリットばかりではありません。
ある程度完成されているということは、そこから伸びしろを探す事が困難であり、また一度築かれた価値観がゆえに可能性を狭めている原因にもなるためです。

 

正位置でもマイナス暗示なことがある

これは何も人だけに当てはまることではありません。例えば組織においてもある程度出来上がったやり方があればそこをあえて崩す程のリスクある行動を起こす事は考えないでしょうし、完成度が高いがために、変わりづらいベースルールを持っている組織と言うことになります。

 
例えば自分自身が可能性を求めて新たな環境を望んでいる時、ソードの8番はほぼ間違いなく、その願望はかなわない。という意味合いを伝えにやって来るのです。
反対に安定したい、例えば子どもや自分が何かの習い事や勉強をしたい。と望むのであればむしろ完成されたやり方があるので、教育という意味ではメリットになります。
自身または相談者望んでいる事は何か?によって、ソードの8番は例え正位置でもデメリットを指し示す可能性があります。

 

 

カップ8の逆位置

逆位置として出てくるソードの8番は見込みが甘い、または見方が間違っているという意味合いを指し示します。
偏見という言葉がありますが、これは調べもしないで、結論付けて、それが真実だと思い込んでいる事柄を指し示します。
ソードの8番はよくも悪くもある程度の完成度が存在し、また完成度を求めます。

 
その方向性や見方が間違っていればそれはより自分自身の可能性を狭める原因になります。
人は一度自分の中で結論づいた物事は改めてもう一度考えるという事はよっぽどのインパクトが無い限りはしません。
ソード8の逆位置は特に、この偏見という要素を浮き彫りにさせるためにやって来ることの多いカードです。

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