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ダウジングの原理。人間の手が動かしている?

ダウジング

近年にわかに注目を集めているダウジングですが、語源としては、造語説やギリシャ起源説など諸説あり、確実な答えは見つかっていないようです。
しかし、ダウジングという行為が意味するところ、つまり「探し物を探し当てるための、何らかのアプローチ」の歴史は古く、紀元前4~5000年頃には、ダウジングをおこなったと思しき痕跡が、古代の壁画や文字の原型などからうかがい知ることができます。

古代のダウジングはその後、予知能力や透視、千里眼、第六感などといった派生形を生み出すことになっていくのですが、実は「ダウジングの原理」として考えられる仮説が存在しているのです。

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日本の「こっくりさん」や「キューピッドさん」と同じ?

1970年代の日本で、「こっくりさん」という遊びが大流行しました。
「こっくりさん」は、鳥居の絵に五十音をひらがなで書き記したボード(材質は紙でもプラスチックでも良いとされていました)に10円玉を置いて、「こっくりさん」に参加する何人かの人が10円玉に人差し指をあて、意図的ではなく、ひとりでに10円玉が動いて指し示した文字で、なにかからの「お告げ」を聞くというものでした。

「お告げ」を発するなにかは、「こっくりさん」を漢字で書くと「狐狗狸さん」となるように、キツネやタヌキなどの霊である、とされていました。
心霊現象というものの歴史も古く、近代に至るまでは数千年という年月が費やされているのですが、「霊が確実に存在する」という確証は得られていません。

そういった意味では「こっくりさん」や類似した「キューピッドさん」は、「ダウジング」に近いものがあります。
共通点としては、「儀式的な行為であること」と、「文字盤や針金、木の枝などの器具を使用するが、人間の手が介在していること」です。

 

 

肉体の物理的な反射作用が関係している

ここから考えられる仮説は、「物理的なモノに対して、人間の手を使うことで、モノを動かしている」、ということです。
手を動かす力の源が、「ひとりでに、または無意識に」なのか、キツネやタヌキの霊によるものなのかは別として、「人間の手を介在させることによって初めて成り立つ」ことは事実です。

ということは、「ダウジングの原理」とはつまり、「なんらかの意志によって、人間が手を動かしている」ということです。
手の筋肉は、脚や顔などの他の部位よりも、脳との関係性が密接である、とされています。
このため、手を使うことで、脳の中でも無意識の領域からの指示や、キツネやタヌキなどの「第三者」からのリクエストに対して、ダイレクトに反応する可能性が高いのです。
これが「ダウジングの原理」です。

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カテゴリ: その他

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