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チャネリング:勘が冴えてる!それとも予知能力?

チャネリング

チャネリングの定義として、「過去または未来の出来事を記録しているという、何らかの記憶域にアクセスする手段」との見方が一般的ですが、他方「勘がさえている状態」を、チャネリングと表現したりもしているようです。
この場合のチャネリングは、一種の「予知能力」ともいえるものなのですが、先ほどお話しした「過去や未来の記録」にも関連して、勘としてのチャネリングを考察していきます。

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試験のヤマやビギナーズラックが該当

「勘がさえている状態」としてのチャネリングとは、たとえば試験でヤマを張って、それが見事に当たったり、ギャンブルの初心者が、何の知識を持っていない状態でギャンブルをおこなった最初の一発目に、大きな当たりを手にするという、いわゆる「ビギナーズラック」などが相当します(そもそも「ビギナーズラック」なるキーワードがこれほど浸透していること自体、チャネリングや予知能力といったものの普遍性、一般性がうかがえます)。

ちなみにギャンブルでは「逆張り」、つまり最初に自分自身が考えたことや、多くの人が「このようになる」と考えたことの逆のパターンをあえて選択し、勝負に行く、つまり「当てに行く」といった行動パターンも存在しています。
そもそも「自分も考えたことの逆の行動をおこなう」という逆張りのセオリーもさることながら、「普段の行動」というものが存在する中で、逆を選択するという決断をおこなうこと自体、自己の判断になんらかの力が働いている、ともいえそうです。

 

高次元の領域が存在している?

結局のところ、「自己の判断」というものは、自分自身の内側から発生し、行動を決めるうえで最終的に自分自身が決断しているものなのですが、「普段の自分」とはかけ離れた判断の指示が、突然(またはある意味意図的に)脳から発せられた場合には、人は「自分とは異なる、何か違う存在の導き」、というように捉えます。

これが、チャネリングにおける「高次元の領域」であり、場合によっては「神の啓示」や「霊的なものの意志」、というように感じるのです。
絵画や音楽など、芸術を中心としたクリエイティブな世界では、こういった現象が広く認知されていて、「ひらめき」や「勘」、ひいては「クリエイティブな才能」などは、ある意味チャネリングの領域と重なるものがありそうです。

人間にとって、行動を決める判断というものは、時間軸的には常に「一歩先の未来」の行動を決めているものであるため、チャネリングによる情報収集や、試験におけるヤマ勘、ビギナーズラックなどは、広い意味での「予知能力」ともいえるのです。

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カテゴリ: その他

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