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ダウジングとは。紀元前5世紀から活用されていた見えざる手

ダウジング

ダウジングというキーワードをご存知でしょうか。
あまり聞きなれない言葉ではありますが、かなり以前から存在していて、今も依然注目を集めているという、不思議なキーワードです。
あまり聞きなれないという側面とは裏腹に、長い年月の間繰り返し唱えられ、引き継がれ続けている、普遍的な概念でもあります。
ここでは「ダウジングとは何か」ということについて解説していきます。

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探し物を探し当てるための方法

ダウジングとは何か。
結論から申し上げますと、「探し物を探し当てるための方法」になります。
このため、「ダウジング占い」というものも存在しています。
しかしダウジングは、占いにとどまらず、大きな可能性を秘めたアプローチであり、歴史的にも古くは紀元前の昔から活用されていたようです。

かつては、地下にある水脈や鉱脈を探し当てるために、L字型ないしY字型の針金を使用したり、振り子状のものを使用したりして、実際探し当てることができた、といいます。
針金や振り子自体が作用している、というよりも、物質を使って、それを使う人間が持つ、なんらかの能力を引き出す、または、当人以外の何かが持つ「見えざる手」のようなものを引き出すための概念、ともいえます。

 

 

紀元前5世紀には活用されていた

ダウジングの古い活用事例を紐解いてみると、なんと紀元前5世紀頃のギリシャで既におこなわれていた、との記録が残っています。
古代ギリシャの歴史家であるヘロドトスの著作によると、黒海周辺で、Y字型の針金(Y字ロッドと呼ばれています)を使って水脈を探している光景に出くわした、という記載が出てきます。

日本でも、平安時代の高名な僧である空海、さらに「弘法大師」という呼称も有名な彼が、杖を使ったダウジングをおこない水脈を探し当て、そこに井戸を作った、といわれています。
これらの記録が示しているもの、特に後世に残るような高名な人物の記述から推測できることは、「媒体としてダウジングに関する器具、針金や杖を使用するが、使用している当人が、なんらかの感覚を用いて、水脈や鉱脈などの必要物資を探し出している可能性がある」、ということです。

 

 

5感を超える能力?

人間には、「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触って感じる」という、5感と呼ばれる基本的な能力が備わっていますが、ダウジングは、5感を超えるなんらかの感覚、俗に言う「第6感」の力が作用しているのではないか、とも考えられています。
未だ明確には把握されていない未知の人間の能力である「第6感」を引き出すための方法、それがダウジングの本質である、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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