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坂の向こうに何がいる?心霊スポット多数、東京都内の坂に潜む伝説

風水
 
地名や道の名前に「坂」がついていることはたくさんあります。田舎や都会に拠らず、平野部ではない場所や、平野部から少し高台にある住宅街に通じる道などに坂が多数ありますが、坂の中には「心霊スポット」と呼ばれたり、不気味な名前がつけられている坂もたくさんあります。東京都内でも、坂の名前は700以上あるといわれていて、全国的にも「坂の名称が多い地域」といえそうです。ここでは、東京都内の「いわくつきの坂」について、いくつかご紹介します。

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首吊り坂

大田区にある池上本門寺と言うお寺の周辺にはたくさんのお寺が存在していますが、その中のひとつである養源寺というお寺の裏手あたりに、墓地に囲まれた石段がありますが、この場所が通称「首吊り坂」と呼ばれています。この坂の名称の由来は、「坂の上にある民家で首吊りがあったこと」といわれていますが、真偽のほどは定かではありません。しかし、東京23区内の、高級住宅街を擁する大田区にあって、お寺が密集しているこの場所には、何らかの霊的な空気が感じられなくもありません。このあたりから、この通称が今でも浸透しているもの、と思われます。

 

おいはぎ坂

同じく大田区には、「おいはぎ坂」という通称を持つ坂があります。こちらは、善照寺というお寺の北側にある坂道を指しているのですが、命名された時期は明確になっていません。由来としては、この坂でかつて「通行人がたびたびおいはぎの被害にあったこと」から生まれた、といわれています。おいはぎとは、通りすがりに衣服や持ち物を奪うような犯罪行為なのですが、このネーミングから察するに、かなり昔の時代に命名されていることをうかがい知ることができます。しかし先ほどご紹介した「首吊り坂」と同様、この区域では霊場特有の雰囲気やたたずまいを感じることができることもまた事実です。また、この坂はかつて別名「牛洗戸坂」とも呼ばれていたそうです。

 

ゆうれい坂

そのものずばりのネーミングがなされた坂としては、「ゆうれい坂」があります。品川区の住宅街に存在し、その由来としては、「かつては道幅が狭く見通しが悪いうえに、坂道の両側に大きな木がたくさんあり、昼間でも薄暗い場所だったため」といわれています。なおこの坂は、品川区のホームページでも紹介されていて、その不気味なネーミングを嫌ってか、地元住民の間では「ニコニコ坂」ともいわれているそうです。この他にもなんらかのいわくがあって、不気味な名前がついている坂がたくさん存在していますが、実際に訪問したうえでその「なんらかのいわく」を感じとってみるのも一考です。

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カテゴリ: その他

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