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アメリカからイギリスへ海を越えた都市伝説。本当に起こってしまった恐怖の猫レンジ事件

怖い話

 

海外の都市伝説もいろんなものがありますが、愛猫家にはたまらないような話も存在します。
それが「猫レンジ事件」です。

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説明書に書かれてなくてもわかるでしょ!と言いたい

濡れた猫を乾かそうと思い、電子レンジに入れてチンしたところ殺してしまった……というこの都市伝説。
有名なものが、おばあさんがびしょびしょになった飼い猫をレンジに入れてしまい、殺してしまったことから訴訟に発展。
「猫をレンジに入れるなと、説明書に明記していないのが悪い!」と企業を訴え、なんと多額の賠償金をせしめたという事件があったという話も残っています。

そもそも、電子レンジと乾燥機は機能がまったく異なるもの。
どうしてこのおばあさんがこのような行動に出たのか、理解に苦しみます。

 

 

グレムリンの演出を現実に起こしてしまった女性がいました

ちなみに、有名なホラー映画『グレムリン』では、モンスター化したグレムリンを電子レンジに入れて爆発させるシーンが登場します。
襲われた主人公の母親がグレムリンをつかんで電子レンジに叩きこみ、スイッチを入れるという場面ですが、モンスターの頭部が吹き飛ぶさまをはっきりと見ることができます。
もちろんモンスターならば撃退できてめでたしめでたしですが、自分の愛猫を電子レンジに入れて殺してしまうような事件が本当に実在するものなのでしょうか?

 

ジョークの国恐るべし

しかし、なんとこの「猫レンジ事件」がイギリスで実際に起こってしまったそうです。
BBCが報じたところによると、該当の事件は2014年の3月にイギリスで置きました。
この事件の概要は23歳のイギリス人女性が、「水槽の金魚にいたずらしたから」という理由から、自分の飼い猫にお仕置きをしようと電子レンジに入れたというもの。
スイッチを入れてから1分程度で彼女は自分の愚行に気が付いて、猫を電子レンジから出したそうです。
が、もちろんマイクロ波にさらされた猫には呼吸困難の症状が出てしまい、そのまま苦しみながら死んでいってしまったそうです。

 

結果、彼女は14週の禁固刑に

映画のように爆発するというようなことは幸いにもありませんでしたが、充分に悲しい結末でしょう。
この事件の被告となった女性には精神疾患があったということ、強制入院させられた過去もあったという弁護士からのアピールもありましたが、あまりにむごたらしいこの事件の被告には、14週の禁固刑が科されたとのことです。
さらに、彼女は一生動物を飼うことを禁止されたとされています。

しかし、アメリカでは自分の子供を電子レンジに入れて殺してしまった事件もあるようですから、なんとも恐ろしいものです。
家電にまつわる都市伝説は日本でもあまり見かける機会はないように思いますが、これから増えていくのかもしれません。

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