4つ目の星が動いた!?塾の帰りの天体観測で見たナゾの星は、みんなに見えていた！

小学生の時、塾帰りで冬の、夜7時頃の話だったと記憶しています。
塾から家の方向が一緒だった男の子のクラスメイトと女の子のクラスメイトと3人で一緒に帰っていました。

帰り道はほぼ真っ暗

田舎なので街頭もほとんどありません。
もともと空気がきれいな田舎ですが冬のせいか更に空気も澄んでいたと思います。
夜空には迫ってきそうな程空いっぱいに星が一面あって、手を伸ばせば届きそうなほど大きい星ばかりでした。
3人で並んで歩きながら、夜空を見上げながら帰っていました。
学校の授業で習ったばかりということもあって「あれはカシオペア座だ」とか「北斗七星はアレだ」、「じゃあ、北極星はあれだね」とか話ながら歩いていました。
北斗七星などは当時のアニメでも有名だったのでアニメの主人公のものまねとかしながら楽しく帰路についていました。

星空の中にはオリオン座もありました

3つ横に並んだ星を4つの星でまわりを囲んでいるというわかり易い星座です。
友達と「4つの星があれと、それと、むこうと、あっちで・・・」と星を指差しをしながら星を確認していました。
「真ん中の星が、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と左から順に数えている時でした。
4つの星に囲まれた横並びの星は3つだと習ったはずなのに4つあったのです。

４つ目の星が動いた！

そしてその四つ目の、一番右側に星が突然、高速で上のに向かって動いて消えてしまいました。
しかもジグザグに動きながら上の方向へ動いたのです。
ジグザグと動きならが上の方向に向かって行きすぐに消えてなくなりました。
特に光も変わらず、星がそのまま動いて消えてしまった感じです。
1秒ぐらいの一瞬の出来事でした。
その場の3人は一瞬、言葉を失ってしまいました。

 
でもすぐに「今の見た？動いたよね！」「見た見た！」「こう、ジグザクに上に向かって消えたよね？」「そうそう！」「UFO！？」と興奮の場に変わりました。
4つ目の星を見つけたとき、しかもその星が動いたのを見たときは私だけが見えたのか？と一瞬思いましたが、3人が同時に同じものを見たと確認できて嬉しかったのを覚えています。
怖いものを見たとか何か嫌なことが起こるのかな、とかは一切思いませんでした。
単純にテレビでも話題になったいるUFOを自分も見ることができたという喜びしかありませんでした。
次の日学校で他のクラスメイトにも話をしましたが特に盛り上がらず、UFOを見た興奮もすぐに冷めてしまいました。
でも30年経った今でもあの1秒ぐらいの一瞬の出来事をはっきり覚えています。

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