金縛り体験と後日談。金縛り中でも絶対に気をつけた方が良いこととは
これは、私がまだ18歳の時、夜遅くまで受験勉強をして布団に入った後に起きた出来事です。
時間は深夜の2時くらいだったでしょうか。
その日はなれない数学をずっと勉強していたことを覚えています。
そのせいか酷く肩が重く頭痛がして、横になった後も鈍い痛みがずっと続いていました。
いつのまにかうとうとしていたようです
しかし長時間の数学で疲れていたからでしょうか、いつの間にか眠りについていたのですが、ふと目を覚ますと身体が全く動きません。
まぶたは開いているのですが、首動かすことができないので、見慣れた天井をずっと見つめているだけです。
金縛りだ、と直感しました。
事実、そうだったのでしょう。
金縛りの経験は初めてでした
身体が眠っていて脳だけが起きている状態、なんて説明をテレビで聞いたことを思い出します。
最初に感じたのは、怖いというよりも自由に身体を動かせないことに対する苛立ちだったように思います。
自分に霊感がないことも分かっていたので、特に何か不吉なことが起こるとも考えませんでした。
例えば枕元に女の霊が立っていたとか、布団の上にお婆さんが座っていたとか、そういう現象はありません。
ただ、本当に身体が全く動かないだけ。
どれくらいそんな状態が続いたでしょうか、気づくと私はまた眠りについていました。
目を覚ますともう外は明るく、あれだけ自由にならなかった身体が嘘のように動きました。
夢だったのかな、とも思いますが夢にしてはリアルすぎたとも思います。
あれ以来金縛りになった経験はなく、何が原因だったのかも結局わからないままです。
後日、友人にその時の話を語りました
その子は別に霊感がすごくて霊が見える、という感じではないのですが、オカルト的なことが大好きでこういう話には飛びつくと思ったのです。
そして一通り話終えた後に意見を聞いてみると、それは霊が関わってない方の金縛りだったんだね、と言いました。
詳しく聞くと、金縛りには大きく2 2種類があり、眠っている時に脳だけが覚醒してしまう私が体験したような金縛りと、そして霊的な物が関与して起こる金縛りだそうです。
そんなのどうやって見分けるの? と私は尋ねました。
霊的な物が引き起こした金縛りでも、霊感がなくて霊が見えない人の方が多いと思いますし、ただの金縛りだと勘違いして何か不幸なことが起こったら、と考えると少し怖くなったからです。
曰く、金縛りになっている最中に、音が聞こえたら気をつけた方がいい、ということでした。
どうして目は見えるのに音は聞こえない方がいいのか、その子は詳しく教えてはくれませんでしたが、特に鈴の音や自分の名前を呼ぶ声には気をつけた方がいいそうです。
すぐにお祓いをしてもらうべきだとか……
私の話は以上になります。
もしあなたが金縛りになった時、もしそんな音が聞こえてきたら、どうかこの話を思い出してお祓いをしてみてくださいね。