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「2年目のジンクス」「3作目のジンクス」勝負事やミュージシャンなどにまるわるジンクス

ジンクス

 

ジンクスには、勝負事に関することがたくさんあります。
そのものずばりの「勝負パンツ」や、「ギャンブルに出かけるときにはライター(=ツキ)はかさない」、競馬にまつわる数々のジンクス等、数多く存在します。

 
「勝負事にゲン担ぎはつきもの」といいますが、そもそも「つきもの」になった原因はなんでしょうか。
なぜ勝負事のジンクスがこんなにも多く、また信じられているのでしょうか。

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2年目のジンクス

非常に有名な勝負事に関するジンクスに、「2年目のジンクス」というものがあります。
野球やサッカーなど、主にスポーツの世界で使われていますが、2年目の会社員や、上場2年目の企業などにも適用されたりします。

 
ちょっと勝負事からは離れますが、似たような例として、ミュージシャンの「セカンド(=2枚目のアルバム)のジンクス」や、作家の「3作目のジンクス」などもあります。
これらに共通している意味と教訓を考えてみます。

 

 

積みあがった実例

まず言えるのは、どの例も「1年目の成績より、2年目(または3年目)の方が成績を落とす」ことを意味している、ということです。
例えば野球選手の場合、1年目に成績が非常に良かったとすると、当然対戦チームはそのルーキーを研究し、対策を打ってきます。

 
ルーキーである選手が「まぐれあたり」だった場合、自然と成績は下がりますが、それにも増して対戦相手のマークもきつくなってきます。
それに打ち克って、2年目も成績が良い例もありますが、恵まれた才能や、地道な努力なしには、2年以上好成績を残すことは困難です。

 
こういった例から「なぜ勝負事にジンクスが多いか」ということを考えてみると、実は「事実に即している」といえるのではないでしょうか。
勝負事の場合、事実として実際に起こってきたことが積み重なり、有効な教訓、警告として、ジンクスが作られた可能性が高い、と言えます。

 

 

勝つための自戒

また、この「2年目のジンクス」が統計上の事実に即したものであるとすると、これを意識することにより、1年目に成績が良くて調子に乗って、統計通り2年目に成績を落としてしまうことを抑止する効果もあります。
「ああそうだ、『2年目のジンクス』とよく聞くな、ここで調子に乗ってしまったらだめだ」と、自戒の念が働きます。

 
勝負事にジンクスが多いのは、統計上よく起こることを自戒する効果が大きいことに起因しているといえます。
また、勝負事に関するジンクスは、意外と信ぴょう性の高い「教訓」だといえそうです。

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カテゴリ: その他

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