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ことわざや名言とはどこが違う?ジンクスと似て非なるもの

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ジンクスに似てはいるけれどの、その本質的な意味合いとは少し異なる意味を持つ言葉もたくさん存在しています。基本的にジンクスの構成は、「○○すると○○となる」といった表現が多いのですが、ここでは近いニュアンスでありながら意味合いが異なる言葉をご紹介します。

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先人の名言

「それでも地球は回っている」、「何もかも皆懐かしい」、「宇宙を旅していれば、機械の体を手に入れることができる」等が該当します。3つ目の例では「○○すると○○となる」といったジンクスの定型を踏襲してはいるものの、これらはその言葉を持っている個人の強い思いが垣間見えていて、万人寄り添い型のジンクスとは少し趣が異なる言葉です。(賛否両論あるかもしれませんね。)

 

ことわざ

古くから伝わることわざ類、「猫に小判」、「豚に真珠」、「猿も木から落ちる」、「風が吹けば桶屋が儲かる」等もジンクスとはちょっとニュアンスが異なり、より教訓的な要素を多く含んでいます。言葉の響きの割に、「明日から試してみる、気にしてみる」といった使い方が若干しづらいところも、ジンクスとの差異であると考えています。落語の与太郎の話等も、教訓的な言葉であり、ジンクスとは少し違うのではないか、と思われます。

 

宗教系や絵画

「アダムとイブの逸話」、「モーセの十戒」、「バベルの塔」、「モナリザの微笑」も基本的には「先人の名言」と同様に、作者自身の作品を作った時点での思いが凝縮されているイメージで、そもそも絵画であることから、常人がうかがい知ることのできない深い意図があることが伝わってきます。一見ジンクス的な雰囲気ではありますが、こちらも違い物として分類するのが良いかと考えています。

 

破天荒なミュージシャンや芸人

最後に若干ヘビーですが、破天荒系のミュージシャン、芸人の存在自体をあげてみます。「シドビシャス」、「ジョ-イラモーン」、「ジョーストラマー」、「ジムモリソン」、日本でも神戸の心さん、トシさん、関東のチェルシーさん、まさみさん、芸人の横山師匠等、破天荒なミュージシャン、芸人はたくさんおられました。ミュージシャンや芸人は、一般よりもジンクスを大事にしているといわれていて、亡くなった彼らも何らかのジンクスを大事に抱えて生きてこられたことが容易に想像できますので、ある意味ジンクスそのもの以上にその意義や目的を体現していたのかもしれません。ご冥福をお祈りするとともに、残された私たちは、ジンクスの重みやその効用を大切にして日々を過ごしていきたいものです。

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カテゴリ: その他

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