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オーブ?それともUFO?オーブ=プラズマ説とは

オーブ

一般に「オーブ」、日本語の呼び方で「玉響(たまゆら)現象」は心霊現象のひとつ、あるいは「精霊」や「自然霊」が写真や映像に写ったもの、と捉えられていることが多いのではないでしょうか。
しかしそういった霊的現象とは別に、何らかの物理的エネルギーによるものがオーブの正体なのでは?という説もあります。

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オーブはプラズマ?

自然界にある物質の状態は、固体、液体、気体のほかに第4の状態として「プラズマ」があります。プラズマとは、気体を構成している分子がエネルギーを受けてイオン化(電離)し、陽イオンと陰イオンとに分かれて運動している状態のことを言います。

自然界では雷や火が燃えるのもプラズマであり、北極圏のオーロラ、あるいは「セントエルモの火」と呼ばれる悪天候の時に船のマストの先端が発光する現象、現代では航空機の機体表面が発光する現象もプラズマなのです。

UFO=プラズマ説というものもありましたが、こういったプラズマの性質からオーブも球形のプラズマによるものではないか、という説があります。
もっともスピリチュアル的な説でのオーブの場合、単純な物理現象として考えるのではなく、セントエルモの火が古代に雷から船を護ったとされる聖エルモの加護と考えられたように、何らかの霊的な意志を持ったプラズマ、あるいは霊的意識体がプラズマの状態で出現するとされるようです。

 

 

オーブ=ボール・ライトニング=UFO!?

自然界に起こる現象で「ボール・ライトニング現象」、日本語で「球電」というものがあります。

これは空中を発光体が浮遊するという現象で、多くは雷雨のときに起こるとされ、赤か黄色やオレンジ色、時には白色や青色に色が変化するものもあるそうです。大きさは直径が10cmから30cmぐらいのものが多く、ときには1m以上のものもあるのだとか。

昔から世界中でボール・ライトニング現象と思われるものが報告され、有名な話としては1753年8月6日にサンクトペテルブルグで雷の実験を行っていたドイツの物理学者ゲオルク・ヴィルヘルム・リヒマンが、窓から飛び込んで来たボール・ライトニングに直撃され感電死したという事件があります。

このボール・ライトニング現象は、実は科学的データが乏しいことから解明がなされておらず、その正体には諸説があるそうです。なかでも有力なのがやはりプラズマ説で、つまりオーブもボール・ライトニングも同じものではないか、と考える説もあるようです。

一方で、空中を浮遊する光る球体ということから、ボール・ライトニングは実はUFO、あるいはUFOとして目撃されているものの一部はボール・ライトニングではと、ますますその正体ははっきりしません。
ただ、ボール・ライトニング現象を介して、心霊現象とされるオーブと宇宙から来たかも知れないUFO現象とがつながるのは、とても興味深いことです。

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