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事故を回避する先人の知恵だった?海にまつわるジンクス3種

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海といえば、海水浴や潮干狩りなどのレジャーの他、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツ、釣りやヨットなどの趣味、漁師や船乗りの仕事、ハワイや沖縄といったリゾートまで、いろいろな人に愛されている存在です。そんな海についてのジンクスも、たくさん作られています。ここでは、海にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。

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お盆を過ぎて海に入ってはいけない

日本で昔からいわれているジンクスに、「お盆を過ぎて海に入ってはいけない」というものがあります。この根拠として、海の水温は、季節の変化をうけた気温の変化よりも若干遅れて反映されるため、真夏の気温に相当する水温の上昇は、時期的にはおおむねお盆過ぎにおこります。これにより、(場所によりますが)海が荒れたり、クラゲが大量に発生したりして、事故にあったりクラゲにさされたりするリスクが高まるため、といわれています。海水浴場やサーフポイントなどでは実際に体感できる言い伝えであり、意識しておいても間違いはないジンクスである、といえそうです。

 

口笛を吹くとシケになる

外国の漁師や船乗りの間で語り継がれているジンクスに、「口笛を吹くとシケになる」というものがあります。船乗りが口笛を吹くと、まず風の女神が近づいてきて、それをみた男の風の神が嫉妬して、海が大荒れになる=シケになる、というストーリーだそうです。また、昔は航海が命がけであったことから、気を引き締めて取り掛かるためのジンクスであった、ということも考えられます。科学的根拠としては疑問符がつくものの、実際に体験している人が多いことから、長く語り継がれ、いまだに信じている人が多いジンクスです。

 

浜のほうに体を向けたまま海を見てはいけない

ハワイでいわれているジンクスに、「浜のほうに体を向けたまま海を見てはいけない」というものがあります。海を背にして、首だけ動かして海の方を見ることをいさめたジンクスなのですが、この根拠は、ふたつあります。ひとつは「海の神様に敬意を払うため」ということ、もうひとつは「海の中で大きな波が来てもパニックにならないように、良い習慣を持っておくため」ということだそうです。特に後者は、大きな波による事故は、波に背を向けて逃げるような体勢でパニックになることが原因である場合が多く、常に波のほうに体を向ける=波に向かっていくほうが、波をくぐりぬけることになり、事故を回避できる可能性が高いからだそうです。世界的に有名なリゾートならではの、教訓的な海のジンクスですね。

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カテゴリ: その他

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