ダウジングのペンデュラム(振り子)の選び方。素材は?
ダウジングという行為は、人間の肉体だけで完結するものではなく、必ず何らかの物理的な器具を用います。
このあたりは、かつて日本でも流行した「こっくりさん」や、1970年代に世界的にヒットしたアメリカ映画「エクソシスト」に登場した「こっくりさん」の欧米版である「ウィジャボード」などども共通するところがあります。
ダウジングで使用する器具はいくつか種類があるのですが、ここではまずペンデュラムの選び方をご紹介しましょう。
ペンデュラム=振り子のこと
ペンデュラムとは、ダウジングで使う「振り子」のことです。
「振り子」とは、振り子時計の動いている部分や、催眠術などでよく見かけるコインに糸を通したようなものが浮かんでくるかと思います。
ダウジングでは、「探し物を探し当てる」ために振り子を使うのですが、脳からの無意識の指示や、「こっくりさん」でいうところのキツネやタヌキの霊、はたまた「ウィジャボード」における「ハウディ船長(映画エクソシストでは、悪魔である可能性も示されています)」の意志をダイレクトに受けやすくするための「ペンデュラムの材質の選び方」、というものが存在しています。
もっとも、ダウジングの効果や原理が科学的には完全には解明されていない以上、「確率をあげる」、または「探し物を見つける可能性を少しでも上げる」、という意味合いで、素材のチョイスをおこなっていきます。
素材は問わないがベターな選択はある
ペンデュラムを何の素材で作ると有効なのか、というところについては、結論は「何でもよい」となります。
なぜならば、無意識やなんらかの第三者からのチカラは、物理的な素材を問わず、チカラをおよぼしてくるからです。
とはいえ「ペンデュラムとしてよりベターな選択」は、存在しているようです。
ダウジングでは、針金や金属製の振り子など、なぜか金属を使用することが多いことがわかっています。
このため、古代からなんらかの理由で、おそらく金属であることで「探し物が見つかりやすい」と信じられていることと、ある程度の重量がないと、振り子として機能しないことから、金属製のペンデュラムが活用されていたもの、と思われます。
ですので、「ペンデュラムの素材としてよりベターな選択」としては、金属製であることがあげられます。
しかし一方で、金属製のペンデュラムが定型化したことで、他の素材の未知の可能性は確認しきれていない、とも考えられます。
よって、ペンデュラムを作ってダウジングにトライするのであれば、まずコインや部品としての振り子など、金属製のものを使ってみる、そして、それ以外の素材についてもトライしてみる、というやり方が良さそうです。