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テレパシー研究とDARPA(アメリカ国防高等研究計画局)

アメリカ
 
アメリカ国防総省の機関のひとつに、国防高等研究計画局というものがあります。日本では、防衛高等研究計画局、国防高等研究事業局、国防高等研究計画庁などの呼称で知られているこの機関は、正式名称を「Defense Advanced Research Projects Agency(略称はDARPA)」といい、現在も機能している機関です。この組織では、日本では超常現象のひとつとされている、テレパシーに関する科学的な研究がおこなわれている、といいます。

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インターネットの原型を作ったDARPA

この組織は、もとは1957年に、時のアメリカ大統領であるアイゼンハワーの命により、国防長官へのアドバイザー的な機関として発足しています。翌年には高等研究計画局(英語ではAdvanced Research Projects Agency、当時の略称はARPA)として活動し、1972年に、前述したDARPAに改称されています(その後何回か名称が戻ったり、改められたりしています)。この機関では、現代社会においては一般にも広く浸透している、インターネットの原型を作ったことでも知られています。1960年代から研究がなされていたARPANETが該当し、コンセプトは「核攻撃下でも生き残ることが可能なコミュニケーション方式の開発」であった、とされています。インターネットに限らず、こんにち浸透している多くの日常品は、その原型を軍事的なツールにまでさかのぼることができることは、あまり知られていません。

 

キーワードは「Silent Talk」

DARPAは、コミュニケーション手段として、インターネットより更に進んだ形態を目指し、キーワードを「Silent Talk(直訳すると無言の会話)」として、研究を継続しています。このなかの研究素材として、テレパシーの概念も含んでおり、軍事的な活動状態を含む、緊急事態においてのコミュニケーション手段のひとつとして、テレパシーを科学的に立証するための検証をおこなっています。「書籍や書簡、インターネットなどを介さずに、人間が頭で考えるだけで、相手に意思を伝達することができる」という内容は、一見荒唐無稽なアイデアのように見えますが、同機関が開発したインターネットも、数十年前までは考えられないようなコミュニケーション手段であったことを考えると、あながち「完全に不可能」とは言い切れない部分もあります。テレパシーの研究が国家的なレベルで認められ、実用に向けて、有識者による科学的な研究が進められていることは、現在の日本の常識からすると、驚嘆に値します。

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カテゴリ: その他

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