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ドラマ化、映画化されたバミューダトライアングル・ミステリー


 
船舶や航空機などの「大きなもの」が、乗組員もろとも消失してしまう、または乗組員だけが行方不明になり、そのまま迷宮入りしてしまう、という、不可解な事件が頻発している「バミューダトライアングル」という領域ですが、今も未解決の事例が多く、ミステリー色が非常に濃いため、これまで多くの映画やドラマに取り上げられ、今も変わらず映像化・作品化され続けています。

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魔のバミューダ海域

バミューダトライアングルをそのまま取り扱ったアメリカのテレビ向け映画に、1974年の「魔のバミューダ海域」があります。この映画は、海難救助隊員が主人公であり、事件発生後に遭難船を探索・発見したあとに起こる恐怖を描いています。SF的なアプローチよりも、オカルトチックなアプローチを重視した異色の作品となっていて、現代でも「知る人ぞ知る」作品として、語り継がれ続けています。 

 

フィラデルフィア・エクスペリメント

バミューダトライアングルは、解明されない謎を長年にわたって提供し続けているため、海外でも数々の都市伝説を生んでいます。その中でも規模の大きな「フィラデルフィア計画」をモチーフとした映画作品が、1984年の「フィラデルフィア・エクスペリメント」です。この作品では、第二次世界大戦中の1943年に、敵のレーダーに探知されないようにするための実験が取り上げられています。映画では、実験装置を使うことで、大型の駆逐艦がレーダーから消えるだけではなく、物理的に海上から消失してしまう、といったフィクションを描いています。当時もバミューダトライアングルで起こっている、船舶や航空機が忽然と消失してしまう謎の事例が、人々の大きな耳目を集めていたことがうかがえます。

 

バトル・オブ・バミューダトライアングル

近年にもバミューダトライアングルを題材とした作品は作られ続けていて、ミステリーゾーンとしても注目度が衰えていないことがうかがえます。2014年のアメリカ映画「バトル・オブ・バミューダトライアングル」では、アメリカ大統領専用機エア・フォースワンが、突如現れた巨大な嵐にまきこまれ、バミューダ海域沖に墜落する、といった奇想天外なストーリーで、かつてアメリカ映画「ターミネーター」で人気を博した女優が出演していたりします。このように、バミューダトライアングルは、どちらかというとエンターテイメント作品として映像されることが多く、投げかけられた謎に対する解釈が、多岐にわたっていることを示している、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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