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ジンクスと嘘と失言。おしゃべりで失敗しないためのジンクスとは?

ジンクス

 

「嘘をつくこと」は、一般的には「良くないこと」として多くの人が認識しています。
ただしいつでも「真実」を語ることが、何にもまして「良いこと」なのかというと、必ずしもそうではありません。
「嘘も方便」といったことわざがあったり、「エイプリルフール」という楽しいイベント日があったりするように、嘘は時と場合によっては、「日々の生活のスパイス」として作用するようなシーンもあります。
ここでは、嘘にまつわるジンクスをご紹介します。

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「嘘をつくこと」と「真実をばらす」こと

ところで、「嘘をつくこと」と、「真実をばらすこと」は、表裏一体と思われがちなのですが、実際にはどうでしょうか。
たとえば浮気をしている旦那さんがいるとして、奥さんに「昨日は仕事で遅くなった」といた嘘をついたとします。
その後、その時間帯に浮気をしていたことが人づてに伝わり、奥さんから真実を追究されたとします。
そこで「真実をばらすこと」は、必ずしも「嘘の裏返し」の行為とは限りません。

 
嘘に対しての真実とは、自分にとっての相手に対するケアや、フレキシブルで適切な「対処」を含んでいるもの、と考えられます。
「真実の追究だけが正解ではない」といったところに、ジョークとしてのエイプリルフールや、嘘にまつわるジンクスの真意が垣間見えます。

 

 

エイプリルフールについた嘘はその後一年間実現しない

そんな背景を持つ「嘘」ですが、嘘について語っているジンクスのひとつに「エイプリルフールについた嘘はその後一年間実現しない」というものがあります。
これは意外と広く信じられているジンクスで、たとえば好きな人とのつきあいを長く続けたい場合などに、あえてエイプリルフールに「彼氏(または彼女)と別れた」といった嘘をつく場合があります。

 
このジンクスなどは、「真実追求が目的」ではなく、「願望を呼び込む」ために嘘を活用していると解釈でき、嘘が必ずしも真実の裏返しとしての位置づけではないことを示すものではないでしょうか。
まさに「嘘も方便」といった感じですね。

 

 

午前中以外は嘘をついてはいけない

エイプリルフールにまつわるジンクスをもうひとつご紹介します。
「午前中以外は嘘をついてはいけない」というものです。
このジンクスは、もとは欧米で広く浸透しているもので、嘘をついて良いのは午前中だけで、なおかつその日のうちにネタばらしをすべし、といわれています。

 
確かに、エイプリルフールの嘘をジョークとして完結させせようと思えば、時間や日を区切って「単なる嘘つき」にしないように気を配ることは、嘘を受け取る相手のことまで考えた合理的な行動であり、ジョークとして成立させるための気遣い、ととることができます。
人情的な部分と同時に、欧米的な合理性を感じるジンクスです。

 
次にご紹介したいのは、ウソじゃないけど取り消したい言葉、「失言」です。

 

 

ジンクスで失言をリカバリーする方法

近年、政治家や芸能人等の失言がよく取り沙汰されています。以前は公人が失言しても、関係者内で収拾できる場合が多かったのですが、今ではネットやSNSで瞬く間に失言が広がり、文化人や有識者等をもまきこんだ論争になるようなケースも多く、昔と比較して失言の影響度合いや質が変化してきています。
こういった中で発言してしまった失言に対し、ジンクスをうまく使ってリカバリーする方法をご紹介していきます。

 

 

弘法にも筆の誤り

まずは、ジンクスではないものの、ジンクスと似たような意味を持つ「ことわざ」から、「弘法にも筆の誤り」というものをあげます。
弘法とは「弘法大師(空海)」のことで、大変筆が達者な人だったのですが、それでも「筆の誤りをおかしてしまうものだ」ということわざです。
現代でも「名人でも間違えることがある」のたとえとして広く浸透しています。
類似したものに、「サルも木から落ちる」、「河童の川流れ」といったことわざも有名です。

 
もっともこのことわざを活用できるのは、かなりスキルやキャリアが異なる間柄や、立場的に目上の側が目下の側に対して「失言をリカバリーする」場合に限られるので、使い方を間違うとさらに大事にいたる場合があるので注意が必要です。
ちなみに「弘法筆を選ばず」ということわざも存在していて、一見「筆の誤り」とは矛盾しているように見えますがそうではなく、実際には「すばらしい書を作るための筆を選ばない」事を指していて、「間違えることがない」といった意味ではありません。

 

 

日を空けてメールで謝るとうまく収まる

次に実践的なジンクスをあげてきます。
失言の本質とは、「受け取る側の捉え方や、受け取る側の周囲の人達の価値観に左右される」ものであり、集団生活である以上「絶対的な解決方法は存在しない」と考えられるのですが、それでも相手がたとえば仲のいい友人であったり、しばらく付き合っていく必要のある職場の同僚であったりするならば、何とか穏便におさめたいところです。
こういった場合に使えるジンクスが「日を空けてメールで謝るとうまく収まる」です。

 
面と向かって会話した場合、傷口を広げることにもなりかねないのですが、このジンクスを活用した場合、うまく収まる可能性も高まるのではないか、と考えられます。
実際、職場やスマホのEメールを使って、この方法を活用している人も多いのではないでしょうか。

 

 

失言しないための心得

一番良いのは「そもそも失言しないこと」であり、失言しなければリカバリーする必要もないのですが、なぜ出てしまうのでしょうか。
昔から「口は災いの元」といいますが、これは「思ったこと、日頃考えていることは言葉に出る、直接出なくとも行間ににじみ出てしまう」ことから、発言は考えておこなうことの重要性を説いたことわざです。
発言する際には、「なるべく感情的にならず、一呼吸おいて考えてから発言する」ということを心がけて、問題のおおもとである失言を減らしていきましょう。

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カテゴリ: その他

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