子宝を呼ぶものも？ちょっと不思議な果物にまつわるジンクス

 
食物にまつわるジンクスの中でも、スイーツやコーヒー・紅茶と並んでジンクスが多いのが、果物です。果物は主食ではないため、どちらかというと嗜好品にまつわるジンクスに近いような、食物の中でもユニークなジンクスを持っていることが多いようです。また、日本だけでなく、外国にも多い果物ジンクスですが、科学的な根拠がないもの、医学的な根拠を一部含んでいるものが混在しているところも、果物ジンクスの特徴です。ここでは、果物にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。

みかんの白い筋を全部取って食べると良いことがある

日本で昔からいわれている果物のジンクスのひとつに、「みかんの白い筋を全部取って食べると良いことがある」というものがあります。願い事があるときや、病気を治したいとき、恋の悩みを解消したいとき等で、このジンクスを使ったことがある人も多いかと思います。科学的には説明することが難しいジンクスですが、「集中して筋をとること」で、願いをかなえる効果があるのでしょうか。ただ最近では、「みかんの白い筋には繊維質が豊富に含まれていて、むしろ食べたほうが良い」といった健康志向上の反対意見もよく聞くところで、ジンクスを優先するか、健康を優先するかで選択がわかれるところです。

ざくろを食べると妊娠しやすい

子宝ジンクスとして有名なのが「ざくろを食べると妊娠しやすい」というものです。これは、ざくろは温果実ともいわれていて、食べると女性の大敵である冷え性の防止になることから、よくいわれているジンクスです。同じようなジンクスに「アサイーは不妊に良い」というものもあります。こちらは、ほかの食物よりもポリフェノールを大量に含んでいる（一説によると、赤ワインの約３０倍だそうです）ことから、やはり冷え性に効くということで、活用されています。

りんごを２つに割ったとき、種がひとつも切れていないと、恋が成就する

恋愛にまつわる果物ジンクスに、「りんごを２つに割ったとき、種がひとつも切れていないと、恋が成就する」というものがあります。どの果物にも種がありますので、「りんごでなくても良いのでは？」という意見もあるかと思いますが、不思議とこのジンクスは、りんごでのみ語られています。りんごは「アダムとイブ」の逸話の中で、「禁断の果実」として語られているところから、このジンクスがりんごに限定されたのかもしれません。いずれにせよ、恋愛成就の可能性が高まるのであれば、試してみる価値はありそうです。

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