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妖精が現れる神の森「大宮八幡宮」東京パワースポット巡り1

神社
 
東京は、パワースポットが比較的近い場所に複数存在しています。アクセスが便利ということもありますが、日本の中心として、江戸の都市づくりにより計画的に配置されたものや、神社、寺院として守られてきた場所が集中しているからです。

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それではそんな東京のパワースポットを、私が実際に訪れたことのある場所を中心に巡ってみましょう。

 

東京のへそ、大宮八幡宮

今回の記事は、杉並区にあり東京の中心に位置する神社として、”東京のへそ”と言われる大宮八幡宮です。

大宮八幡宮の歴史は古く、平安時代中期の武将である源頼義が前九年の役(1051年~1062年)のときに戦地である奥州に向かう途中、武蔵国(いまの東京)で空に八条の白い雲を見て、八幡神が守護してくれていることを感じたとことから始まります。
八幡神は源氏をはじめ全国の武士から武運の神として厚く信仰を集めた神様です。

源頼義は前九年の役を平定したあと、この八条の白い雲を見た地に京都の石清水八幡宮を分祀して創建したのが、大宮八幡宮の成り立ちと言われています。御祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后です。

 

住宅街にある神の森ともいえる神域

大宮八幡宮の大鳥居をくぐり、神域に足を踏み入れるとすぐに感じることができるのは、住宅街にあるにも関わらず、現在でも緑豊かな神の森ともいうべき雰囲気を保っているということです。

表参道は桜の木に囲まれて一直線に続き、やがて神門へと至ります。
神門から入った社殿のエリアにはそれぞれに由緒や言われのある様々な樹々が立っており、大宮八幡宮は、まさに樹々のパワーを感じることのできる神域であると言えるかも知れません。

 

神の森の代表的な樹木

代表的な樹木をご紹介すると、「夫婦銀杏(めおといちょう)」は夫婦和合のシンボルと言われる二本のイチョウの木。「共生の木(ともいきのき)」は、かやの木に犬桜が寄生して一本の幹で結ばれ、共生を表すご神木です。そのほか、源頼義の息子の源義家が植えたとされる「千本の松」(現在は二代目)や、徳川家康の次男である松平秀康(結城秀康)の夫人の手植えの菩提樹などがあります。

本殿の右横のエリアには高く枝を伸ばした楠林があり、私は個人的にはこのエリアに大きなパワーを感じたりします。

 

御神水が湧き出る多摩清水社

表参道と南参道が交わる神門の手前の茶室の入口には、御神水が湧き出る多摩清水社があります。(現在はポンプで汲み上げているそうです)

とても小さな社ですので見逃しがちですが、ここの御神水はぜひとも口に含んでみると良いかも知れません。「広き野に霊の清水のあるところ」(明治の俳人、阿波野青畝の句)の句碑があるように、かつての武蔵野に湧き出ていた霊の清水であり、長寿をもたらす御神水と言われています。

この御神水は、蛇口からペットボトル3本までなら持ち帰ることが出来ますが、この御神水とは別に、ご祈祷された延命祈祷水「多摩の大宮水」も頂くことができます。(ご祈祷をされた方が頂けるようです)

 

妖精が現れる!?不思議にあふれた神社

そのほか、この大宮八幡宮には「小さなおじさん」と呼ばれる妖精が現れる、という噂があります。それ以外にも天女を目撃した、神楽が行われると舞い手の巫女さんの後ろに霊的な扉が現れる、東京の地の底の邪霊を封じている、古代からの聖地である、などなど。
とにかく不思議な噂や伝説の多い神社でもあり、かなりパワーの大きなスポットなのかも知れません。

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