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五重塔が京都のシンボル パワースポット東寺

新幹線で京都に着くと、そこから見えるのが五重塔、東寺のシンボルと言うより、京都を代表する景観と言えよう。この東寺もパワースポットとして人気があり、パワーを求めてくる人は多い。

備中国分寺の朝

近鉄東寺駅で下車して九条通りを歩くと、シンボルの五重塔が見えてくる。東寺は、弘法大師空海が、稲荷神の翁を一次寄宿させたところと伝えられている。

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東寺は、西寺とともに、平安京鎮護のために、造られた官営寺院を空海が823(弘文14)年に、嵯峨天皇から賜り、以後真言密教の根本道場として発展したものである。

東寺は正確な名称ではなく、教王護国寺が正式名称とされている。東寺の名の由来は、平安遷都の時に、官寺の一つとして創建され、羅城門の東にあったため付けられたという。

後に弘法大師空海が、五重塔を創建して根本道場としたため、地元の人は“弘法さん”の寺として親しんでいる。ここは、密教美術の宝庫としても知られており、数多い寺宝が収蔵されている。境内にある宝物館には、8200点もの国宝・重文が収められている。

春秋の宝物館公開中は全国から多くの参詣者が拝観に訪れる。そして日本最大の木造塔である高さ55mの五重塔は、国宝に指定されている。

東寺境内で最も古い建物が、校倉つくりの「宝蔵」国の重文に指定されている。そして蓮華門,太師堂は国宝,慶賀門、東大門、北大門、北総門,講堂は国重文指定、となっている。

本尊は、薬師三音像(重文)で、十二神将がそれを取り巻いている。講堂には、須弥壇中央に、大日如来を中心とする五仏、右に、五菩薩、左に五大明王像が安置され、両端に梵天、帝釈天、四隅に四天王が配置されている。

五大菩薩を除いて、他はすべて国宝だ。平安初期に造られた奈良の諸仏が、明るく親しみやすいのに比べて、東寺講堂の諸仏は、神秘的で近寄りがたい雰囲気を漂わせているといえよう。

真言仏教の教義により、曼荼羅を立体的に表現したもので、奈良仏教にはない新しい主張が見られる。ここでは、毎月21日、弘法大師の命日3月21日にちなんだ縁日が行われ、「弘法さん」と呼ばれて、京都庶民に親しまれている。

東寺のパワーは、弘法大師空海の根本道場として、長い年月、庶民を指導してきた気のパワーが建物、境内の木々から受けられとあって、訪れる人は多い。

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カテゴリ: パワースポット

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