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夫婦円満・縁結びのパワースポット 何度も振り返ってしまう二見興玉神社「夫婦岩」(三重県伊勢市)

夫婦岩

 

伊勢神宮(内宮)から流れてくる五十鈴川は、二見を挟むように東西二手に分かれて伊勢湾に注いでいます。そのため地名は “二水(ふたみ)”に由来しているといわれています。
また、景勝地ゆえに何度も振り返り見る“二見”に変化し、倭姫命(やまとひめのみこと)がその昔、美しさゆえに二度振り返りご覧になったため「二見」と言われるようになったそうです。

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神の世と繋がる神聖な場所

夫婦岩のある岬は古来、神の世とつながる神聖な場所と信じられてきました。本来のご神体は、今は海の中に沈んでしまいましたが、興玉神石は、東の彼方にある神々の国、常世の国からやってくる神が最初に寄り付く聖なる岩とされていました。

太陽神である天照大御神が降り立ったという「天孫降臨」の地がこの二見興玉神社であるという伝説もあります。
「夫婦岩」は、男岩は高さ9M、女岩は高さ4Mで、長さ35Mの大注連縄5本で結ばれています。現在は沖合に沈む御神体の鳥居の役割をしており、縁結び・夫婦円満のご利益があるとして知られています。
さらに「日の出の名所」とされていて、特に5月~7月は夫婦岩の間から朝日を拝むことができます。また6月の夏至あたりは岩と岩のちょうど真ん中あたりから昇る朝日を拝むことができます。夜の見所の時期は、秋から冬の満月の頃に両岩の間から登る月が淡く輝き幻想的な雰囲気になるそうです。
*夜間はライトアップもあり、日の入り後も夫婦岩を見ることが出来ます。
(ライトアップの時間:日の入リ~午後9時まで ※6~9月の間は午後10時まで)

 

 

天孫降臨の里

この地が、天照大御神の「天孫降臨」に関係することから、開運や交通安全、健康といった全てのご利益を授かることができるとも言われています。「二見興玉神社」の御祭神は猿田彦大神であることから、その使いとされるのが「カエル」にちなんで「無事カエル」「貸した物がカエル」「若カエル」等の縁起も担げると人気です。

 

 

二見興玉神社「夫婦岩」ゆかりのパワースポット

天の岩屋

西の参道突堤のほとりの岩窟は、稲を司ると言われる宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)を祀った三宮神社の遺跡と伝わっています。
全国に「天の岩戸」「天の岩屋」と称される場所がありますが、天照大神が隠れられた処(日の入処)のひとつとされています。

 

(住所)三重県伊勢市二見町江575
(アクセス)JR参宮線二見浦駅下車、徒歩15分、
車:伊勢自動車道二見JCT下車5分

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