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なぜか不安でいっぱいの旅行。深夜に実現してしまった不安の正体とは?

不思議体験

 

昔から勘がいい方だという自覚がありましたが、先日は「まさかここまで第六感が当たるなんて」という出来事がありました。

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友人との旅行の日の朝

その日は1ヶ月程前から友人数名と旅行へ出掛ける予定があり、朝から準備をしていました。
でも楽しみでワクワクする感覚ではなく、何かが起きるのではないかという不安な心の騒めきがあったのです。
それでも前々から予定していた事だからと、何も知らないフリをして待ち合わせ場所へ行き、友人達と合流して旅行先へと行きました。

 

 

宿に到着しても不安は拭えません

到着してまずはその日宿泊する旅館へと向かったのですが、旅館が近づくにつれて益々心がザワザワとするのです。
案内された部屋に入ると「ここは一番嫌な感じがする」という確信があり、私と同じく第六感の強い友人に相談しました。
するとその友人も「他の部屋に変えてもらった方がよさそうだね」と言ってくれたのです。

 
従業員の方には「煙草の臭いが強くて辛いので部屋を交換して下さい」と言ったのです。
実際、その部屋は禁煙室なのに何故か煙草の臭いが強く、従業員の方も「おかしいなあ、禁煙なのに煙草の臭いがしますね」と不思議そうにしつつもそこから3つ離れた部屋に変えてもらえました。
その後は特に変な事もなかったのですが、それでもその旅館に居る間はずっと私の第六感が騒ぐ感覚がありました。
その勘の通り、夜中3時頃に事件が起こったのです。

 

 

夜中にお手洗いに行くと物音が聞こえてきます

何だか寝付けなかった私はこっそり起きてお手洗いへと行きました。
その旅館は部屋にお風呂とトイレがついているのですが、何故だか部屋のトイレじゃなく、旅館の中にある共同トイレへと向かったのです。
お手洗いの後、ふと最初に案内された部屋の前を通りかかると、中から物音がしました。
誰かが中に居るのか、誰もいないはずなのにと思い、耳を澄ますとガチャガチャと音が聞こえたのです。

 

 

怪しい人影の正体は・・・

おかしいと思って従業員の方がいるカウンターへ行き事情を説明して、男性従業員の方2人と共にその部屋へと行きました。
まだ中から物音がするので従業員の方が合鍵で開けると、見るからに怪しい、グラサンにマスク姿で靴を履いたまま部屋の引き出し等を漁る男性がいました。
その人をすぐ男性従業員が取り押さえ、私は携帯で警察を呼びました。

 
後日、刑事さんからその時の状況を聞きたいという事でお話ししてきました。
その時にどうやらあの男性は前々から旅館の合鍵を作って、こっそり入っていると教えてもらいました。
その旅館には温泉があるので、そこに入る為に部屋を空けている間や、人がいない頃を見計らって物やお金を盗っていたらしいのです。

 
旅館側もお客さんからの苦情で見回りや警備も強化していたらしいのですが、何とその日だけその泥棒はスタンガンや凶器を持っていたらしいと聞きました。
あのままあの部屋に泊まっていたらもっと大変な状況になっていたと思います。
あの時、勘を信じて部屋を替えてもらい事なきを得ました。”

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カテゴリ: 不思議な体験談

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