辛いときに入れ替わってくれる誰か。お盆の時期にはこの力が増すように思います

私の家は代々、お寺を営んでいます。
僧侶と言うと、男性なので私はもちろん継ぐことはできません。
婿を取るしか方法はありません。
ただ、弟がいたので現在は、弟が後をついでいます。

寺にいると色々な出来事に遭遇します

実際に誰もいない場所から声が聞こえたり、急に電気がついたり、消えたりは日常茶飯事のできごとなので、何も気に止めたことはありません。
周りの人間に話すと、驚かれて、そんなの嘘でしょ？などとよく言われます。

 
小さい頃から、おさんどんがあり、1日に最低1回は仏様に拝む習慣があります。
写経を唱えていると、前に誰かがいて手招きをしているのでそばに寄って行くと、サッと姿が消えてしまったり、また、後ろを振り返ると動物が何十頭も座って見えたりします。

 
母から、見えてしまうのは仕方がないこと、それだけあなたに気がついて欲しい助けて欲しいと願う魂様がいるから、怖がらないで手を差し伸べて差し上げれば喜んでお帰りになると言われており、普段、寺以外の場所でも見えたり、声が聞こえたりするので常に数珠をしていないといけないようになりました。
あ、この人もう長く生きていないと思うと実際に亡くなったりきっとこの場所に行くといいことがないと思うとそうだったり自分自身のよくわからないこの特殊な力が気持ち悪くなったりしました。

お盆の時期には酷くなるような気がしています

中学生の頃からか、誰かと話をしているとします、この人と話していると退屈だな、めんんどうだなと思うと、ふっ私が後ろになり、誰かと入れ替われようになりました。
それは男性で、名前もあります。
自分が疲れているときは、その男性が前に出て、私は後ろに下がっているイメージですので、人間性も少し違うし、声も違っているらしいです。

 
もし、寺の子供ではなかったら、精神科に行ったほうがいいのでは？
そんなの演技でしょ？といわれますが、実際そうなのですからしかたありません。
お盆はお彼岸のときなどは一番ひどくなるので、つねに男性が前に出てくれています。
そのとき自分にはもちろん意識はありますが、自分の意識で物事を話してはいません男性が話してくれるから、自分の声もでません

 
先日、運転中に急に運転が怖く感じて、ハンドルを握っているのさえもやっとのとき男性が前に出てきてくれて「大丈夫、私に任せない」と声が聞こえて体と心が分裂します。無事にある程度のところまでくると自分に戻ってくるので男性はすっといなくなります。
こんな体験する人って誰もいないとは思います。
でも、与えられた力ならば、良いほうへ使わなくてはいけない日々感じています。

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