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安定と安心感…タロット小アルカナ:カップの4・ワンドの4の意味

タロットカード

カップの4の解釈

感情を通して他者との繋がりを求めるカップに安定と安心感を求める4番の数字の場面では、やはり安心感を他者との繋がりに求める傾向性が強くなります。

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カップの4を一言で表すと、その意味合いは癒やしになります。

例えば疲れたなぁと思った時に会いたくなる人っていたりしませんか?
または昔の仲間や友達など、会うとホッとする人というのがいる場合、その状況がカップの4番そのものの場面と言っても良いです。

個人からあえて離れて集団という大きな中に身を任せる時、それは自然な状態でその場に流れる空気に身を任せる事によって、個人のエネルギーはより大きな流れの中で充電されていきます。

ですが、安定と安心を表す4のカードには新しい出会いというものは含まれていません。
癒やしの対象になるのは、あくまでも今までに繋がっている人という範囲が限定されています。

 

カップの4の正位置

カップの4番が正位置で出てくる時は癒されるという意味合いとして読んで良いでしょう。
このカードが出てくる時は気になった人に連絡を取ってみても良いでしょうし、偶然的に人と会う機会に恵まれる可能性が出てきます。
いずれも付き合いが長く、気力的に元気になる。ほっとする人物との繋がりを示すので、疲れたなぁと思っている時、このカードを引くのはラッキーかもしれません。

恋愛は安定と安心という意味から考えると発展性がありません。
どちらかと言えば友人や仲間といった大きなグループを意味します。

 

カップの4の逆位置

逆位置で引いた時も癒やしという意味から離れる事はありません。
むしろ、エネルギーが枯渇している、消耗している時に「癒やされなさい」という意味合いとして出てくる場合が多いです。

エネルギーが無い状態で何か行動を起こしても、それはあまり良い結果には繋がりません。

どちらかと言えば人格的なものを占った時、カップの4番を引いたのであればそれは個人の自由を許さない傾向性や助けになる人ではない、足を引っ張る可能性を指し示す場合があります。
また集団に依存するアンバランスな心の状態を指し示す時もあります。

 

ワンドの4の解釈

何かを素材として燃焼することによってエネルギーを生み出すワンドにおける4番の場面は生命力と成長という意味合いが強く出てくる場面です。

光景としては田舎のような所をイメージしてもらえればいいかと思います。
あまり変化が無い環境の中で草木が育っていくような感じです。

大きな集団、この場合で言えば自然の恩恵を受け脅威が無い状態で育っていく様は4番の持つ大きなものに守られている状態で安定的に成長していく環境を生み出します。

安定と安心は総じてリラックスするといった状態を作り出します。
ワンドの世界はしいて言えば剣のような洗練されたものというよりはより原始的なエネルギーや原始的な状況を指し示す事が多く、本来持っている力が開放されると言う意味合いにもなります。

4番の数字は個ではなく集団に関係する意味合いに言及するため、読む際にも小さな集団よりもより大きな集団の範囲を想定して読んでいくと、意味がつながりやすくなるでしょう。

 

ワンドの4の正位置

ワンドの4番が正位置で出てくる時、まずは環境的な意味合いを指し示しているという事を前提に読んでいきます。

素朴でありながらも環境としては健全で、田舎のようなのんびりとした環境を指し示します。
また自然界や圧倒的な生命力などを表す場合もあります。

 

ワンドの4の逆位置

逆位置で出てくる時は環境的には自然界が持つ荒さが目立つようになります。
乱雑であったり、無教養である。不安定さや、人格的にはせっかちであることも意味します。
また制限される事のない粗暴さや話が通じない等の意味合いを指し示す場合があります。

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