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大アルカナのみのタロット占いケーススタディ:付き合って3年の彼との関係

大アルカナ占い

 

大アルカナのみを使ったタロット占いのケーススタディをご紹介しています。

 
◆大アルカナ占いに適した相談内容はコレ
◆タロットカードで自分を占うときのコツ

 

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質問内容

三年くらい微妙な関係を続けている人がいます。

 
二人で会う事もあるし、出かける事もあります。
けど、どこか友達以上のようなそうでもないような、微妙な関係を続けています。

 
今後私は彼にどう接していったらいいでしょうか?
私自身もこれ以上の関係を望んでいるかどうかと言われれば、イマイチハッキリしないのですが…
彼との関係は、繋がりは私がやめようと思えばそこでプツンと切れてしまうでしょうし、私が続けようと思えば、細く長く続いていくような感じです。

 

 

5W11Hに当てはめて読み取っていきます

以前、カードを読むコツに書いた事から読む上で重要な部分を抜粋します。

あなたを取り囲む外的な環境に潜む要因
あなた自身が抱えていて、問題を引き出した要因
あなたを取り囲む内的な環境に潜む要因

ここに解決策として占いを取りれる場合、じつは5W11Hに当てはめてタロットカードを引いていくと、けっこう「あぁ!」といヒントを見つける事が出来るようになります。

 
というわけで、5W1Hのまま、カードを展開していきます。
出てきたカードは下記の通りでした。
大アルカナ占い
 
何か→愚者
誰か→節制
いつか→皇帝R
どこか→法王R
どうするか→月

 

 

何か→愚者のリーディング

まず、何か?の位置に出てきた愚者のカードがお互いの関係性に対して、これといった明確な関係性が無い。
逆に言えば、お互いに自由になれる関係性である。と告げています。

 

 

誰か→節制のリーディング

誰かに出てきた節制は、相談者さんにとって、安心感があり、抵抗なく自分自身の話をすることができるし、相手の話も受け入れる事が出来る事を指し示しています。

 

 

いつか→皇帝Rのリーディング

ですが、いつか?に存在している皇帝のカードの逆位置は、何か?に出た愚者のカードが持つ自由である。というメリットを安定感が無い、つまり、ハッキリとした関係には発展しづらい事を告げています。

 
自分から連絡することをやめれば、ぷっつりと切れてしまう。
という相談者の一言がこの皇帝のカードに現れている感じです。

 

 

どこか→法王Rのリーディング

どこか?に出てきた法王のカードの逆位置は、潜在意識的に、強く望む願望が無い。という事を表しています。
意識せずとも、今まで積み重ねて来た関係性がお互いにクセづいているため、どちらかが、どちらかを動かそう、という意識はないようです。

 

 

どうするか→月のリーディング

どうするか?に出てきた月のカードは、今の関係性を続ける方がいいだろう。
というアドバイスを出しています。
月のカードが持つ最大の特徴は「一定のリズム感」です。

 
常に同じ感覚と周期で満ち欠けを続ける月のカードは、この関係性が今の状態で「完成された」関係性である事を告げています。

 

 

全体を読んでいきます

全体的に出てきたカードをもう一度見なおしてみると、微妙な関係という受け止め方から「既に完成された関係性」という形に変える方が良い。
というアドバイスになります。

 
この関係性にとって、問題なのは結論を出しにくい関係性である。という部分です。友達のような、それ以上に行こうと思えば行けるような…と言ったどこまで進めるべきか?といったゴールを見出す事が出来ないため節制の持つ安定感の中にも、未完成感があったのだろうと思います。

 
ですが、実はその逆で、お相手との関係はすでに完成されたもの。
という事をカードが告げている事になるのです。

 
人生を歩いて行く中で、時折自分自身を着飾る事も無く、自然体に戻れる心の拠点。そのような感じになれる相手といえます。

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