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タロットカード解釈:7番・戦車 実直な行動力 16番・塔 解釈が難解なカード

タロットカード

 

タロットカードの解説、第8弾です。
今回ご紹介しているのは7番・戦車と16番・塔です。

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7番・戦車 まっすぐな行動力を示す

タロットカード

 
7番、戦車のカードは6番恋人の場面で選択をした後にまっすぐに進んでいくかのような行動力を指し示した場面です。
数字で観る7番、戦車のカードは一つの道を極めるためにまっすぐに進んでいく行動と行動を通して生まれる葛藤を示しています。
7番のカードは失敗を恐れず進んでいくという性質を持っており失敗を繰り返しながら、これだ!と感じる要素をつかむために、とにかく脇目も振らずに前へと進んで行きます。

 
絵柄で観る戦車のカードは、まず整備された道を進んでいく乗り物である。と言うことがこのカードの重要な意味となります。
戦車という名の通り外側の環境に左右されること無く安全な境界線の中で突き進んで行くのです。

 
但し、進む道は自分が今行動を起こせる範囲という形で限定をします。

 

戦車 正位置

正位置として戦車のカードが出た時、まずは今こそ後先考えず行動を起こす時である。というタイミングを指し示します。
整備された道を進んでいくように、仕事においては特別な権限を与えられたり、改善の意志を示すことで、チャンスや機会が与えられるなど、成功と呼べる状況が舞い込んでくるでしょう。

 
人間関係や恋愛に関係する問題に関しては、フットワーク軽く色々な行動を起こしていくバイタリティに満ちあふれている。
という意味と、周りが見えていない。というデメリットも同時に伝えます。
例えば、本人の気持ちが戦車で相手の気持ちに何らかの逆位置や問題を表すカードが出ているのであれば、相手を置いてきぼりにする可能性があるので、少し注意をする必要が出てくるでしょう。

 

戦車 逆位置

逆位置として戦車のカードが出てきた時は、挫折を主なテーマとして伝えてきます。挫折をする要因は目的意識がハッキリしていないまま走りだし、途中で走るのをやめてしまうためです。
反対に、戦車のカードは暴走を指し示す場合もあります。
他のカードの中で葛藤や動きが止まるカードが一緒に出ている場合は、自分の意志で行動しているというよりも、根底に他者の意見や意志があって、動かされている可能性もあります。

 
戦車のカードは正位置でも逆位置でも自分の弱点というところに気が付きにくい傾向を持ちます。
つまり、多少の事があっても気がつかないのです。
戦車のカードは単純に正位置なら動く、逆位置なら止まる。と白か黒かで読むと他のカードとも読み合わせがやりやすくなるでしょう。

 

 

16番・塔 解釈が難しいカード

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塔のカードはタロットカードの中でも何を指し示しているのかを読み取るのが難しいカードです。
数字で観る塔のカードは16番です。単純に言うと、6番は自我、1番が外からくる雷です。
1番の創造性が6番の理想とそれまで培ってきた経験を打ち壊し新たな理想を作り直すという組み合わせとして現れてきます。
塔のカードは数字と絵柄が指し示す意味が似ています。

 
絵柄で見てみると、塔は天からの雷に撃たれ崩壊し、人が落下していく様が描かれていますが、塔そのものは本来かなり頑丈で丈夫な建物です。
これは今まで培ってきた経験から来る自我であり、自分を支えていた過去の実績と実績から来る自信です。
しかし、塔という建造物はその積み重ねてきた自信がステータス的なものである。という指摘をしています。
本来であれば実績を積み重ねていくうちに自信を持つ事は普通であり良いことでもあります。それが雷、予期せぬ大きな力によって崩されその中に閉じこもっていた人が外へと放り出されます。

 
この様子は今までのプライドを一気に上から潰されたような状況として現れるでしょう。
ですが、塔のカードに描かれる雷はあるタイミングで放たれます。それは限界を突破する時です。

 

塔 正位置

塔のカードが正位置で出てくる時、相談内容によりその意味合いは変わります。
まず仕事関係で、未来の事を占った場合、余程のことがなければそのプロジェクトは安全である。今のやり方が無難である。という意味を示すために出てくる傾向を持ちます。
崩壊を指し示すのは、主に人間関係や自分の将来などについてを占った時に、その意味が強調されます。

 
特に予定を立てていた場合は変更をせざるを得ない事態が起きる可能性を示しますが、抑圧された環境にいるのであればその環境が崩れ、息苦しさから逃れる事も出来ます。

 
塔のカードは過去どうだったのか?がとても重要になってきます。
その過去の積み重ね方が塔の性質を決めるからです。

 

塔 逆位置

逆位置として塔のカードが出てきたのであれば信頼していたものが崩れるという意味合いを始めとして、今頼りにしているものを手放せという意味合いを指し示すために出てきます。

 
逆位置で強調されるのは、外に放り出された人の方です。
正位置は建物を、逆位置は人の絵柄に意識を集中する事でカードが何をメッセージとして伝えてきているのか?を読み取れるようになるでしょう。

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