車にまつわる不思議体験。私が占いを信じるようになった理由とは？

免許を取得するために教習所に通っていたときのことになるのですが、いつも教官からは上手な運転であるなどと褒めてもらっていたので非常に気分が良かったです。
そんな中、当時の私は日常生活をさらに良くしようと考えており、占い師に今後のアドバイスを頂こうと考えるようになりました。

あえてマイナーな占い師さんを選びました

お世話になった占い師は地元の街中の雑居ビルの中に店舗を構えており、あまり人気店とは言い難いところだったと思います
私としては、少々マイナーなところのほうが親切丁寧に占ってくれるのではないかと考えていました。
そして、結果的には占いが当たったと言っていい状況になりました。

 
占い師は、近い将来に車を運転中に人と衝突してしまう可能性が大きいと言われました。
そのようなことは安全運転が大好きな私とは関係のない未来であると反論しそうになりましたが、よく考えてみると少しばかり思い当たる節がありました。
と言いますのも、自分では安全運転のつもりが教官によってはスピードを出しすぎているということを言われるときがあったからです。
したがって、車の運転中に私が加害者になってしまう可能性は十分にあるのではないかと思うようになりました。

占いの翌日の路上教習での出来事です

占ってもらった翌週、私は路上教習のために教習車を運転していました。
あいも変わらず農道を走らされて退屈だと思っていたので、少しだけスピードを出したいと考えるようになります。
しかし、その瞬間に占い師から言われたことを思い出しました。
そこで、ものは試しにと極端にスピードを落としてみることにしたのです。

 
当然の事ながら、教官からはもっとスピードを上げるようにと注意が飛んできました。
それを聞いた私がアクセルペダルをさらに踏み込もうとしたとき、歩道の死角から若い男性が飛び出してきたのです。

間に合った急ブレーキ

後から聞いた話ですが、彼は地元では有名な当たり屋だったようです。
教習車であろうとも躊躇することなく飛び込んでくるようでしたが、思いの外私がスピードダウンしていたので急ブレーキが間に合いました。
結果として男性は無傷でそそくさと逃げていき、私は占い師のおかげで加害者にならずに済んだのだとほっとしました。

 
教習所の卒業試験でもゆっくりなスピードで運転し続けて、試験には一発で合格することができました。
スピードに関しては安全運転の意識が薄くなっていたと実感させられたので、占い師に占ってもらって正解だったと思います。
この一件以来、私は占いを極端に信じるようになっています。

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