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ジンクスが生み出す効果とは?ジンクスと因果関係との共通点

シャボン玉と女性
 
ジンクスは世の中にたくさん存在していて、多くの人々の日々の生活の中で活用されています。一方、「因果応報」、「因果関係」といった言葉=日本語が存在し、原因と結果をあらわす表現として広く使われています。いろいろなジンクスと、因果関係という言葉は、何かつながりをもっているのでしょうか。つながっているとすると、どのようなものなのでしょうか。ここでは、ジンクスと因果関係の関連性について、考察してみます。

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ジンクスと因果関係には関連性はある?

まず、ジンクスの一般的な構成として、「○○すると○○になる」といった表現がされています。例を挙げると、「猫が顔を洗うと雨が降る」、「青いものを身につけるとしあわせになる」等です。一方、因果関係という表現は、「2つ以上の事象や事柄の間に、原因と結果の関係があること」という意味を持っています。このように並べると、ジンクスは、その構成として因果関係をベースにしている、ということがいえそうです。因果応報という言葉もあり、ある結果を引き起こすための原因は必ずあって、それらは相互に関連し合っていることを示しています。

 

因果関係を明確にしてみる

ジンクスの中で語られている因果関係には、一見してつながりを簡単には発見できないような例がたくさんあります。先ほどお話した「猫が顔を洗うと雨が降る」では、「雨が降る」ことの原因を「猫が顔を洗ったから」、と意味づけています。通常、雨が降る理由としては、他にも気温や大気の状況、季節等、いろいろな原因が考えられるのですが、ジンクスの方では、「猫が顔を洗うこと」に原因を限定しています。ただし、「雨が降らせる」ことについて、違った原因を示しているジンクスは、他にもありそうです。

 

結果的に見えてくること

ジンクスを原因と結果に分解してみると、原因を非常に少なく限定していて、そのうえ一見すると因果関係がないものが並べられているものが多いのです。しかし、似たようなジンクスがたくさんあることを考えると、今後のジンクス活用に活かせそうなこととして、「一旦原因と結果に分解し、起こって欲しい結果を引き起こすための違った原因を持つジンクスを探してみて、組み合わせて使う」ことができます。例えば「雨が降る」例ですと、「猫が顔を洗う」の他にも、「ツバメが低空を飛ぶ」というものもあります。このように、ひとつの結果を得るために、複数の原因を示すジンクスを組み合わせることで、「結果を起こす期待を大きくする」、といった効果が期待できそうです。

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カテゴリ: その他

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