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おばあちゃんの忠告に救われた体験談。無視していたら事故に巻き込まれていたはず

不思議体験

 

あれは私が短大2年生の頃でした。
季節は夏、ちょうど私の短大では夏休み期間中でした。
当時、学園祭実行委員をやっていた私は夏休みでも関係なく大学へ足を運び他の生徒たちと11月の学園祭に向けて色々と手配やら準備を進めていました。

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その日もちょうど、大学へ向かう途中でした

電車に乗り開いている席に座り、音楽を聞こうとイヤホンをしようとした時に、となりの80代くらいのおばあちゃんに話しかけられました。
電車の中で見ず知らずの人に話しかけられたことにビックリした私は、思わず返事をしてしまいました。いつもなら無視するのですが…。

 
そのおばあちゃんは、遊びに行くの?と聞いてきたので、私は軽く大学に行きますと答えたところ、「そうなのね、帰りは遅いの?」のと続けて聞いてきました。
私はちょっとめんどくさくなり「そうですね」と返事をしました。
そしてそのまま会話が終了となり、しばらくしてある駅でおばあちゃんが立ち上がりました。

 

最後に不思議なことを言われました

多分ここで下車するんだろうなと考えていたらおばあちゃんが私に言いました。

 
「行きもそうだけど、帰りも気をつけてね。いってらっしゃい」

 
その時は、「はぁ…」と頭の中は??だらけでした。
変なおばあちゃんだなって思いながら、私は次の駅でおり、乗り換えました。
片道50分近くかけ、大学について皆が集まっている教室に行き、今日もせっせっとお仕事をしました。

 
で、お昼休憩の時に、朝起きた出来事を友達に話したら、霊感のある男友達が「何かあるんじゃね?」と私に言ってきました。
その友達は家が神社で、昔から霊感が強い家系でした。
心霊系の類は私は信じるタイプでしたのでちょっと怖くなり、何か起きるのではないかと午後の作業も手につきませんでした。

 

この日はとても遅くなってしまいました

その日は何故か作業が多く、早急に進めていかないと間に合わないと言う事で夜8時くらいまで作業をしていました。
そしてひと段落し、皆で軽くご飯を食べようということになりました。
大学から駅までバスかローカル電車(田舎なのでその駅は何も無い)で良くのですが、たまたま車で来ていた友人が何人かいたので車で駅まで行き、ご飯を食べました。

 
なんだかんだ22時くらいまでおしゃべりしてしまい、そろそろ帰らないとマズイと思いその日はお開き。
私は、電車で帰るのがだるいと思っていました。
そんな時に友人が「車で送る」といってくれお言葉に甘えようと思いました。
しかし、何故かその時に朝の出来事を思い出しました。

 
「帰りは気をつけて」

 
その言葉を思い出した瞬間何か嫌な感じが
私の中で生じ、友人の誘いを何故か断ってしまいました。
まぁ方向が真逆って言うのもあり、友人に悪いと言うこともあったのですが…。

 

翌日届いた1件のメール

そして翌日、いつもどおりに大学へ向かっている中、携帯がなりました。
開いてみると、昨日送ってくれると言ってくれた友人から。
メールには添付画像と「お前を送らないでよかった」と一言…。画像を開くと、それは友人の車でした。
しかもただの車ではなく、ある部分がべっこりと凹んだ車でした。
そのある部分とは、もちろん助手席…。

 
もしあのまま送ってもらっていたらと思うと、ぞっとします。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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