エネルギー(気)のチャージと浄化
頭で考えただけで変われるならどんなに楽でしょう。気持ちが付いてこなければ、人はなかなか変われません。まずは、気分をリフレッシュさせることが大事。気の流れをつくるには、汚れたものを洗い流し、新鮮なエネルギーをチャージするのです。
汚れたエネルギーを洗い流すには、お風呂にかぎります。バスタブには、天然の塩やローズマリーなどを入れるとより効果的。塩には浄化作用があり、ローズマリーには新陳代謝を高める作用があります。
お風呂は、すこし長めに入るのがこつです。人によって違うでしょうが、だいたい30分ぐらいが理想的。お湯につかると、まず今日一日の出来事をゆっくり考えてみます。心を落ち着かせ、周囲の音にも意識をむけてみましょう。虫たちの声や、車のはしる音、風の音などが聞こえてきます。
入浴中は、考えごとはできるだけ止め、少しぬるめのお湯にまったりと浸ります。お風呂は、日本の独特の贅沢です。当りまえの習慣ですが、こんなに大切なひと時はそうありません。水に流すと言いますが、お風呂をうまく入ることによって、身体にたまった重苦しいエネルギーを手放すことができます。
心の浄化ができたなら、次に必要なのはエネルギーの補給。最近では、紫外線を嫌がり、ほとんどの女性が太陽の光を浴びようとしません。
太陽の光はとても大切です。日光浴は、心を活性化してくれます。ビタミンⅮの不足が現代人の特徴ですが、日光浴をしなくなったことも原因のひとつでしょう。強い紫外線を浴びる必要はありません。新鮮なエネルギーは朝日なのです。
朝の8時くらいまでに日光浴をしましょう。10分程度でも十分です。朝の8時ぐらいまでの紫外線であれば、美白に悪影響を与えることもほとんどないと思われます。それどころか、肌を活性化させて元気にしてくれるでしょう。新鮮な朝日のエネルギーは、人の活動力の源泉です。
夜にお風呂で浄化し、朝に日光浴を習慣とするならば、私たちの心はみるみる元気を回復し、気持ちが前向きに変わっていくことでしょう。