目に見えないエネルギー（気・オーラ）を信じますか？

真の理解なくして、いったい何が得られるでしょう。そこには信念が必要になってきます。必ず理解しようという決意が。

お金は目に見えます。お金は価値があります。だから、お金を得るための仕事には努力を惜しみません。どうすれば良いかを考え続けます。目に見えるものだから、それにルールや規則を設けることもできます。

ビジネスにはルールがあります。価値あるだけに、ペテン師や悪徳業者、ルールぎりぎりのグレーゾーンのビジネスが生まれては消えます。価値あるものは、常にイタチごっこのゲームを繰り返します。

このビジネスと同様に、価値があると思われるものがあります。歴史をみるかぎり、宗教がない世界を聞いたことがありません。それが重要でなかった世界も同様に。

ただし宗教は、お金と異なり目の見えない世界です。それゆえルールがありません。この無法地帯は、常に人を惑わす新興宗教を創りあげてきました。裏を返せば、背後に価値あるものが隠されている可能性があるといえるでしょう。

お金と宗教。これらは歴史上、人がもっとも追い求めたもののなかに数えあげられます。そして宗教は、まさに見えないエネルギーを扱う分野です。

ここで私は、はっきりと言っておかなければなりません。何の理解も探求もなく、オーラだの光だのエネルギーだのというものを、ただ闇雲に信じ込むよりは、それを批判して信じない方がよっぽどましであると。

別の見方をしてみましょう。お金は重要なものではない！と、どんなに綺麗事を言ってみたところで、お金の稼ぎ方を知らないならそれが何になるというのでしょうか。お金が重要でない！といえるのは、ビジネスを成功させ、お金を稼ぐことができる人の言葉とは思いませんか。彼らには自由があります。お金を稼ぐことも稼がないことも選択できます。彼らは、お金のことを理解しているのですから。

同様に、エネルギーのなにかを知らずして闇雲に信じたところで、事が起きれば、そんな信仰はあっという間に吹き飛んでしまいます。そこには理解も自由もないのですから。

エネルギーというものを探求し、徹底して考えた者だけが、揺るがぬエネルギーの活用法を知っています。そしてエネルギーには、そうするだけの価値があると思われます。

好きな人のことを想うだけで胸が熱くなります。逆に失恋したら胸が締めつけられます。ここには、どのような力が働いているのでしょうか。なるほど、確かに科学でもそれを説明することはできるでしょう。

しかし、本当にそれだけでしょうか。本当にそれだけですべてが説明できるでしょうか。もしかしたら、科学や物理の背後になにか重大なものが隠れているとは思わないでしょうか。エネルギーの活用法は、まずそれは何なのか！の問いから始め、その出発点に立たなければならないかもしれません。

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