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夢を現実へと近づける!ワンドのクイーンが持つ意味とエネルギー

タロットカード
 
ワンドは一言で言えば夢と情熱です。
人を動かす原動力とも言える欲求を指し示す側面もあります。

例えばもっと今できることをよりできるようになりたいといったような成長したいということも欲のうちの一つに入ります。

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ワンドのエネルギー源である、夢や欲求は、その人そのものを幹として、色々な方面へと枝を伸ばし、葉を実らせます。

キングが大きな軸となる幹だとするならば、クイーンは枝葉に当たります。

ワンドのクイーンが広げる可能性と選択肢は、より高く、より大きな、より広い範囲へと自分自身のエネルギーを分散させていきます。

そうすることによって、同じ夢を達成するために、選べる選択肢や可能性が広がり、見える範囲が広がっていくためです。

 

ワンドのクイーンが持つ役割

また、ワンドのクイーンは様々な要素を生み出すという役割も持っています。

夢の創造において、一番重要なことはその夢というエネルギーや欲というエネルギーが自分自身の中から外へと飛び出すことが全ての始まりだからです。

カップのクイーンやコインのクイーンのような器の中に入っている段階では、それはまだ夢にすらなっていない。というのがここ最近の個人的な考えです。

クイーンの段階まで降りてくるということは、夢や欲がたとえそれが具体的な形を帯びていなくとも、自身の中から外へと飛び出したことによって初めて色々な可能性へと繋げることができます。

 

カードとして観るワンドのクイーン

カードそのもので観るワンドのクイーンは、枝葉のように、可能性や選択肢が目の前にどんどん広がっていく傾向性を意味しています。
何らかの問題でワンドのクイーンを引いたのであれば、とにかく細かいことは考えず、どんどん前へと出るべき時です。

また、欲求が高まる時でもあるのですが、人によっては、欲求という言葉に少し抵抗感を感じる人もいます。

ですが夢=欲求=情熱です。

言葉の持つ影響力は潜在意識に存在している観念に直結しています。
そのため、無理に一つの言葉を押し付けるのではなく、ワンドのクイーンが指し示すように言葉をどんどん変えていき、抵抗感無く受け入れられる言葉を選んでいく方が実質的になるでしょう。

クイーンのカードはあれもこれもと枝葉を伸ばし、まずは選択肢と可能性を広げ、エネルギーを分散させることこそが目的なので、現実的にどうかの検証を行うのは、次のナイトの段階で行うべきことです。

 

人物として観るワンドのクイーン

人物で観るワンドのクイーンのカードはとにかく持ち上げ上手な人物で人をその気にさせるのが上手い人であるタイプを表します。
クイーンの本文は「受動」です。受け取った物事をそれぞれの要素に応じて広げたり、分解したりしたりして、より細かく、具体性を生み出していくのが役割になります。

そういった意味で言えば、子どもから好かれやすいタイプもワンドのクイーンが象徴するでしょう。

加えて、クリエイティブな才能を持っている人という意味もあります。クライアントから受け取ったイメージを元にして、何らかの表現や、作品として可能性や選択肢を広げるタイプなので、仮に大雑把なイメージだったとしても、しっかり自分自身の中で形成し表に出すことができる能力を持っています。

 

ワンドのクイーンが逆位置で出た場合

逆位置に出てきた場合、本来持っている上げ上手な才能が上手く活性化しておらず、どちらかと言えば内にこもっているタイプの人を象徴している場合が多くなります。

枝葉を伸ばし、エネルギーを分散させることがワンドのクイーンの役割です。
それとは反対に、自らの中にエネルギーを閉じ込め、ずっと枝や葉を伸ばさず、閉じこもっている状態を指し示す場合、ワンドのクイーンは逆位置として表れます。

特に、夢や欲求、望みを持ってはならないという観念やそういった経験をしてきた人の場合、才能はもとより、全てのエネルギーを自分自身の中に閉じ込めるため、ずっと同じところグルグル回っているような感覚で、上手く行かない。という問題を抱えるタイプの人の場合にワンドのクイーンが逆位置でそれを知らせにやってくる場合が多いです。

また自信も無いため、常に周りを意識しすぎて、恐縮してしまっている場合もワンドのクイーンは逆さまに
表れます。

一つだけ例外があるとすれば、あまりにも執着心が強かったり、地に脚がついていないような状態の人
に対して、自分自身に還れ。という強いメッセージを発する場合はワンドのクイーンは逆位置で出てきます。

 

ワンドのクイーンの一般的な意味

カード全体としての役割はとことん協力的である。という姿勢を元にしてよい環境である。農耕的な作業や分野、成長を促す、中途半端を嫌う。などの意味を持ちます。

逆位置としては、理想が高く、失望した時に態度を一変させる、一貫性が無い、大げさな言動や態度、トラブルを余計に大きくする可能性、押し付けの他に、地に足をつけてしっかりと考える。立ち止まる。自分自身を振り返る。などの意味を持ちます。

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